恐怖の10月 [日記]
今日もこのクソ暑いのに会社。
帰りは信号故障だか車輌点検だかでダイヤが大幅乱れでした。
珍しく電車が空いていたのは余りにも暑かったからでしょうか。
日本全国一斉に生産活動を止めたら、少しは涼しくなるかしら。
と言うか、せめて雷雨の一つくらい起きてくれればいいのに、雨が空からポツリとも降りませんね。
空から水が降ってきても、それはセミのションベン。
そう言えば、朝行きがけに後頭部に思い切りセミがぶつかってきました。
で、今日は会議半分仕事半分で、例年同様に会議に出席している振りをして利益計画の見直しをしていました。
明細を積み上げて来期の費用を算出すべく、色々とやっていたのですが、最初の抽出データの条件を間違っていて、抽出データに無い取引を片端から消して行ったら、実は存在しているデータと言う事が判って、また一から作り直したりね。
そんなことをしている私の後ろでは、部下の中の人が頭を抱えていました。
こちらは、新しいシステムのテストのために、マスターにデータを取り込もうとしているのに、全然取り込みが上手く行かないらしい。
マイナンバーカードの影に隠れて余り目立たないインボイス対応をする為、お国からデータを貰ってきて取り込もうとしているのですが、それが上手く行かない。
最初は全量洗い替えしないといけないのか、とか言うので、集約版のデータを使ったのに上手く取り込めない。
集約版の中に重複データがあるのかも、と言うので、各月毎に分割して取り込もうとしたら、やっぱり駄目。
万策尽きて、みんなで明細データを見てみると、基になるデータが更新されると、本来なら行番号が付いて01から順番に番号が付されると仕様書にあったのに、01が無くていきなり03からデータが始まっていたり、行番も付いていないデータがあったり、起点になるデータが無いのにいきなり行番号付きで削除フラグの立っているデータがあったりなどなど、そりゃ、幾らこちらで取り込もうと色々と足掻いても、仕様書通りのデータ形式でデータが受信できないので、取り込むことが出来ない訳です。
そう言う意味で、お国も混乱しているのか、データを取得する毎に中身が異なるデータがやって来る始末。
他の会社はこうしたデータをどうやってクレンジングして取り込んでいるのでしょうか。
マイナンバーでお馴染みのF社なのか、お国の仕事ではかなりのシェアを誇るN社が開発しているのかは知りませんが、何時もの様にお友達を儲けさせるために、下々に苦労を強いるパターンは何時ものことだとは言え、呆れ果てます。
この調子だと、この制度が開始される頃には阿鼻叫喚の状態になるのではないか、と密かに恐怖しています。
それこそ、日本全国一斉に支払を巡って大混乱が起きるのでは無いでしょうか。
これ、マイナンバーよりも恐ろしい事態では無いかと思うのですけどね。