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DIVE INTO EBICHU MUSIC [読書]

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今日は休日出勤。
でもって、職人さんも休日出勤だったようです。
まぁ、休日出勤だけに職人さんはゆっくり出て来たらしいのですが、私は朝9時から。
とは言え、早めに終わるかなと思って、カメラを担いで、昼から羽田にでも行こうと思ってました。

…甘かった。
先月のリベンジだったのですが、やっぱり一筋縄では行かず、ああでもないこうでもないと悪足掻きをしていたら、終わってみれば17時半と結局代休発生。

何となく、WebサーバとDBサーバの間の疎通が上手く行ってないようです。
で、この前正常に動いていた別のシステムの鯖も再びおかしくなってあれ~とか思っていたのですが、こちらは移行すべきサーバを間違えていたのが発覚して、変更したら上手く移行が出来ました。
残り6台なんですけどね、今更この6台を更新するのもどうかなぁなんて思ったりします。

さて、ここ数日通勤で読んでいた本の紹介。
『DIVE INTO EBICHU MUSIC -私立恵比寿中学の素晴らしき音楽の世界-』(大久保和則著/白夜書房刊)。

ももクロは毎年のように年鑑的な本が出るのですが、エビ中に関しては滅多に出ません。
前は、裏側を撮影したドキュメンタリーであるEVERYTHING POINTシリーズも出ていましたが、最近はちょっと御無沙汰しているような感じ。

とは言え、エビ中も今年はメジャーデビュー10周年です。
以前、デビュー10周年の時にエビ中の歴史とも言うべき本を出したのですが、今回の第2弾は、彼女達の音楽性に焦点を当てたものとなっています。

柱となるのは膨大な人々へのインタビュー。
メンバーはもとより、A&R担当、ボイトレの先生、五五七二三二〇仕掛け人と言った周辺の人々、更に楽曲提供者に至るまで、多彩な人々へのインタビュー集であり、全部で300ページ以上の大著です。

エビ中を扱った前著と同じく、この本にはタブーは余りありません。
なので、お姉さんメンバーから新人へのきつい言葉がそのまま掲載されていたりします。
まぁ、一歩間違えるとハラスメントになってしまいそうですが。

昔のエビ中だと、この辺の役割は校長やかりそめ先生とかが担っていたと思いますが、10年も場数を踏んできたお姉さんメンバーがそうした役割を担い、全体で良くしていこうという方向性になっているのかしらと。

その苦言を呈する役割は真山さんとか星名さん、柏木さんが担いそうなのですが、柏木さんは指導係的な役割なので、そこまで直接的には言わないようにしているのかなと思った。
その代わりに、安本さんがそうした役割を買って出ているのが意外でした。

安本さんの雰囲気的にのほほんとした感じが漂うのですが、そうした人ほど、辛らつな言葉を吐くと相手にはかなり効くのかも知れないですね。
恐らく、エビ中に新人が入って、今までのパフォーマンス力が落ちたと言われたくなかったのでは無いでしょうか。
昔のエビ中だとそれでも許されるのでしょうが、今のエビ中は尖鋭的な楽曲を中心に据えたパフォーマンス集団ですから、その辺の危機感もあったのでしょうね。

お姉さん方は何も語りませんが、彼女達の言葉を切っ掛けにココユノノカ達のスイッチが入った感じでした。
そう言う意味では背中で見せると言うのを実践しているのでは無いでしょうか。

楽曲提供者の視点から見たエビ中も面白い記述でした。
それは曲に限らず、詞であったり、編曲だったりするのですが、それぞれの作家の楽曲作成に対するスタンスやどんな感じで曲を提供するのかと言った我々からは知られざる一面が見えたりして、結構、興味深く読めました。

巻末には各々のシングル、アルバム毎に短い解説も載っていて、読み応えがありました。
久々に一気に読んでしまって、何度も読み返したくなる本になっています。

DIVE INTO EBICHU MUSIC ~私立恵比寿中学の素晴らしき音楽の世界

DIVE INTO EBICHU MUSIC ~私立恵比寿中学の素晴らしき音楽の世界

  • 作者: 大久保 和則
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2022/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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