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炬燵で蜜柑 [日記]

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明日は色々と飛来するので成田詣でにでも行きたいのですが、薬が切れるのと、この前腰痛が再発したので、リハビリに行かざるを得ない訳で。
でもって、仕事が全然終わっていないので、日曜日と月曜日は家に引き籠って利益計画の数値作りに精を出さざるを得ない様です。
一応、ある費目の積み上げはやっと終わって、これから他の費用の積み上げまで行けば、光明が見えるのですが…。
毎回毎回、ギリギリまでスケジュールが明かされないので短期間で数字とかを積み上げないといけないのが面倒です。
本当に、管理職には向いてないわぁ…。

今日も遅くまで仕事をしていたのですが(流石に昨日よりは早く帰りましたが)、この季節にしては今日の帰りは結構暖かで、家に帰り着くまでに汗をかきました。
今年は暖冬らしいですが、本当ですねぇ。
そのうち、冬は無くなって雨季と乾季の様な状態になりそうです。

魚にしても海藻にしても、熱帯の生物がどんどんと北上してきているらしい。
で、この前新聞を読んでいたら、蜜柑の産地である愛媛でも、温暖化の影響で蜜柑の育ちが悪くなってきているそうです。
今までは、夏のうちに日射しをたっぷり浴びて肥育した後、寒気に曝されて命の危険を感じた木が実の方に糖分を蓄積するため、蜜柑は美味しくなったのですが、最近は秋から冬にかけての寒さが厳しくないので、大味になってしまうとか。

そうなると余り高くは売れなくなるので、栽培農家は蜜柑に代わる作物を探していて、キウイを育てたりグレープフルーツを育てたりしているらしい。
キウイやグレープフルーツは、蜜柑よりもより熱帯に近い生息域に育つ植物で、それが余り手を加えずに育つと言うことは、それだけ暖かくなってきているのでは無いか、と。

そうなると、逆に今まで静岡辺りまでだった蜜柑の栽培適地が、どんどん北上する可能性がある訳で、そのうち、福島産や宮城産の蜜柑が出回るようになるのかも知れません。

沿岸部が熱帯化すると、高地でも気温が上昇することになる訳で。
山梨で栽培している葡萄とか桃にも影響が出そうな勢いです。
今は山梨がワイン王国ですが、それが絶滅する可能性も否定できません。

どんどん日本が熱帯化していくと、林檎も出来なくなるし、北海道でのビートやらホップなども作れなくなる可能性もあり、今までは果樹王国だった日本の食卓も、どんどんと寂しくなるのかも。

それで無くとも農業の行く末は厳しいのに、転作のための資金を持っている農家さんがどれだけいるのだろうか、と思ってしまいます。
国はこの辺にも目を配るべきではないかなぁと思いますけどね。
ま、それだと某国の大統領がいい顔をしないからやらないか。

私としては、炬燵で蜜柑を食べるのが楽しみなんですがねぇ。
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