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島のエアライン [読書]

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今日は早めに帰ったのですが、途中で久々に書店に寄りました。
最近は密林で書籍を買うことが多く、神保町すら寄りません。
まぁ、積ん読をなるべく減らそうと、定期購読している雑誌以外は殆ど買わなくなったのが原因ですが。
ただ、朝は座ったとしてもケータイを弄ったり、スマホで今日成田に来る飛行機を見たりするので、本を読む暇が無かったりします。

兎に角、今日は珍しく駅近くの大型書店に行きました。
何か面白そうな本が無いか物色していたのですが、今回は面白そうな本が無く、そのまま駅に向うかと思っていたら、単行本コーナーに、『島のエアライン』と言う本が積んでありました。
上下巻からなる本で、結構分厚いです。

恐らく、他の書店では目立つところに置かれないと思うのですが、羽田空港にほど近い駅の書店なので、航空機関系の書籍は結構充実しています。
何時もなら単行本は買わず、文庫本になるのを待つのですが、毎日新聞社の本なので、数年後、何処の文庫から出るのかが判りません。

中をパラパラとめくると、面白そうなストーリーでしたので、思わず手に取ってレジに向いました。
一応、この本はノンフィクションの範疇に入ります。

で、その中身はと言えば、現在日本最小の航空会社である天草エアラインを取り上げたものです。
何しろ、所有機数は僅かに1機。
去年まで、トラブルが起きたり、重整備となった場合は、路線運休を余儀なくされていました。
先月から、JALと提携してJACの機体を共同運航機として登録し、もし天草エアラインの機体が運航できなくなった場合は、JACの機体を融通して貰う事になってやっと定期運航が出来る様になりました。

元々が町おこし的な感じで、人口15万人の自治体が飛行場を建設し、そこを拠点にする航空会社を誘致しようとしたのが始まり。
そこに路線を展開しようという酔狂な航空会社は現れず、その飛行場をホームにする航空会社も自分達で作らざるを得ない事になり、素人集団が航空会社を立ち上げ、育て、現在は九州から伊丹まで路線を延ばすと言う大発展を遂げました。
勿論、その大発展の影には様々な危機的状況があった訳で、一時期は会社を畳むかと言うまで追い込まれたのですが…。

以前、この会社を取り上げた本を読んで興味があったので、この本も期待できます。
取り敢ず、明日の電車の中で読んでみようか、と思ったりして。
もしかしたら、爆睡しているかも知れませんが。





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