お前は既に死んでいる

ここ最近、歯が痛いとお悩みだったのですが、残念ながら昨日は歯医者が休み。
明日の予約を取ってはいるのですが、流石に明日の予約まで保たないと思ったので、歯医者に電話して飛び込みで予約を受け付けて貰いました。
と言う訳で、今日も早引け。

掛り付けの歯医者…と言っても4～5年は行っていなかったのですが…に行って待つ事暫し。
技術に自信を持っている歯医者なのと、飛び込み予約なので中々順番が回ってこないのか、と思いきや、意外にも30分程度で回ってきました。

口の中を調べると、数カ所に虫歯がある模様。
やっぱり5年以上行っていないと色々と口の中にトラブルが発生するなぁ、と。
取り敢ず、レントゲンを撮影して見てみることに。
何となく嫌な予感はしたのですが、親知らずが虫歯になっている様です。
ただ、私の親知らずは4本とも隠れているので、今後これの治療をするとなると結構前途多難。

それはさて置き、まずは目の前の痛み。
ハンマーで軽く叩いて痛みのあるところを確定し、上の歯の痛みを抑えることにするので麻酔を注入。
暫く放置すると、痛みが和らいできました。
下の方は大したことなかったので、どうやら上の歯の方に問題があると。

そこで、上の歯の被せ金属を取り除く事に。
そうしてみると、まぁ何と虫歯が神経に達して、神経がごく最近死んだようです。
歯の神経と言っても血管の集合体なので、中を削ったら普通血が出るのですが、今回全く出血無し。
痛みは最後の足掻きだったのですね。
てっきり知覚過敏かと思っていたので、意外でした。
しかも、ごく最近死んだらしいと言う事なので、もう1ヶ月早く行っていれば救えたかもしれません。

で、死んだ組織が膿になって、発酵してガスが発生し、以前削った歯の内部の空洞で圧力が高まり、上は金属で塞がれているのでその圧力の逃げ場がどこにも無く、歯茎を圧迫して他の神経に影響を及ぼしたと言う事らしいです。

実際、孔を開けたら口の中に腐敗臭が漂うのが感じられましたもの。

一応、虫歯の部分を全部削って、消毒薬を入れて、上から仮詰めをして一旦解放されました。
そして、明日改めての治療になりそうです。
神経が死んでいるので、抜いてインプラントになるのか、それとも神経の無くなった歯を活かして、周辺に影響が及ぼさないように措置をして、歯を整形していくのか、どちらかになろうかと思います。

また、この歯医者と長い付き合いになりそうです。
それにしても、以前は知覚過敏で歯医者に通っていたので、てっきりそれだと思っていたのですが…。
歯の痛みは蔑ろにしてはいけないですね。
今更になって後悔しています。

とは言え、まだ死んだのは1本だけなのが救いではありますが。

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