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オヤジの鈍感力 [日記]

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今日は出勤。
昨日一昨日とライブではっちゃけた割には、筋肉痛とか疲れとかが無かったので、結構身体を動かすのに慣れてきたのかも知れません。
と言いつつ、会社では上のフロアにすら行きたくないのですが。

時に今日は新聞休刊日でした。
そんな間隙を縫って行われたのが、Jの記者会見。
BBCによって世界に日本の恥がばら撒かれて以来、黙りを続けていたのですが、世間の声を無視できなくなって、やっと重い腰を上げたようです。

ただ、身内だからなのか、死者に鞭打つことを憚ったのか、海外から見たら生温い会見に終始したような気がしますし、記者を入れての質疑応答は無かったようです。

コンプライアンスなんて声高に言っても、この程度だと世界に曝け出された訳で、今後、日本の企業活動が非常に制限されるのではないでしょうか。
特に、物言う株主達にどの様に対応するつもりなのかと。

日本のエンタテインメント業界にとってもマイナスです。
今、韓国が先を走っていますが、日本のエンタテインメント業界も、遅れ馳せながら世界進出を行わないと、国内市場だけでは先細りは免れません。

スタダでもそうですし、アップフロントなんかも機会を捉えて海外公演を行っています。
それは日本のファンの数よりも海外の若者の方が圧倒的に多いですから、アジア、そして世界へ進出しようというのも方向としては正しいのですが、それに水を差すような出来事だと思うのですよね。

日本の芸能界全体がそんな目で見られてしまう。
今のところはJだけですが、他の所でも同じ様な事象が出て来たとしたら致命的だと思いますね。
考えてみたら、日本の企業で戦後設立されて、今、生き延びた会社ってかなり少なくなっているような気がします。

ワコールとか京セラとかくらいじゃないかなぁ。
ダイエーやSHARPみたいに、一代で築いた大帝国も、カリスマ経営者がいなくなったらあっと言う間に凋落して、今ではほぼ消滅した、或いは外資の傘下に入ってしまったみたいな会社が結構多いのではないでしょうか。

好景気の時はイケイケドンドンで、大きな問題が見え辛いけど、目立たないひびが彼方此方入って、不景気になってから一気にそのひびが拡大して亀裂になって壊れるとかそんな感じなのかも知れません。
今回は流石に潰れるまでは行かないかも知れませんが…。

そして、同じ様にメディア全体、延いては日本の経済全体にダメージを与えるのでは無いでしょうか。
特にメディアについては、一蓮托生的なところもありますから、傍観者ではいられないでしょうし、少なくとも返り血を浴びる覚悟はしないといけないでしょうね。
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