SSブログ

大垣夜行 [鉄道]

CES_A330-200_5949_0001.jpg

今日も会社。
ただ、流石に疲れたので、16時過ぎで終わってCPAPの医者に行ってきました。
平均AHIの数値は20を切っていますが、前回の16から上がって19.4。
ただ、最小使用時間が短くなり、リーク時間は相変わらず高く、マスクの所為では無いかと言うことで、医者からマスクを貰って帰ってきましたが、帰ってみて目が点になりました。

一回り大きなマスクと言うので貰ってきたら、実際には同じ大きさのものだったりする。
今更返すわけにも行かず、来月、笑い話にするしかありません。
帰ってどっと疲れが出ました。

そんなこんなで処方薬を貰って、家に帰ってきました。

ところで、ニュースを見ていたら3月のダイヤ改正で、大垣夜行が消滅するそうです。
今の185系になってからは使いませんでしたが、名目上は車両の老朽化ですが、実際には利用者が高速バスやLCCに流れて、特急形とは言え、ずっとあの座席を乗り通す乗客が減ったのが原因だとか。

いやぁ、日本人も贅沢になったものです(ぉ。
元々は客車列車だったと記憶していますが、私が学生時代に使ったのは165系の頃でした。
その頃はまだバブルや規制緩和が為されていなくて、東名間は国鉄、あるいはJRの高速バスしか走っておらず、その座席も165系と似たり寄ったりで、リクライニング角度が非常に浅い代物。
正直、苦痛でしかありませんでした。

165系も青春18きっぷの時に使ったら、通路にまで人があふれ出ていて、まるで通勤ラッシュ並であり、トイレにでも行こうものなら最後、自由席ですからあっと言う間に席が取られてしまうため、絶対に席を立てないものでした。
4人掛けのセミクロスシートに、4人が座ってキツキツ、ある程度モケットの張り直しをしているとは言え、1960~70年代の平均日本人の体型に合わせているので、真っ直ぐに座る事が出来ません。
通路には新聞紙を敷いた18キッパーの面々や酔っ払いが座ったり寝転んだりしていて、阿鼻叫喚の状態でしたしね。
そして、大垣に到着するや否や、編成の短い米原行き普通に乗り込むためにみんなダッシュです。

そんなことがあったので、普通席を使って往き来するのは諦め、青春18きっぷは絶対に使わずに、グリーン車に乗ることにしていました。
人が溢れるのは仕方ないのですが、グリーン車はある程度のリクライニングが効くシートですし、2人掛けですから4人掛けで窮屈になる事が有りません。
何より、通路に人が寝っ転がるまでに至っていないので、取り敢ずトイレに行くことは出来ましたね。
デッキには人が溢れていましたが。

静岡で運転停車するときに、通常は降りられないのですが、大垣夜行だけは降りる事が出来たので、一旦外の空気を吸いに出て、腰を伸ばして後半の旅に備えると言う事をしていましたっけ。
コンビニが無い時代、キオスクは営業していたのかな、その辺記憶は曖昧ですが、夜食食べて、ジュースを自販機で買ってとかしていたように思います。

ただ、今と違って十分に眠れなかったので、ポヤポヤしながら大垣に着いていました。
今なら、大口開けて寝ているとは思いますが。
大垣駅に着いても、グリーン車組は米原行きの電車に近いところに停車するので、座席争奪戦はそんなに大変では無かったです。

その後、JRになってからは165系から373系になり、「大垣夜行」という通称から「ムーンライトながら」と言う格好良い名称になり、指定席列車になったのでかなり快適になったのですが、何時の間にか373系が撤退して、185系に戻っていたのですね。
最近は私も東名間の移動は、高速バスかLCCで、電車を使う機会が減りました。
流石に昔ほど体力がありませんからね。

ネットの声も「来るべき時が来た」みたいな感じで、「廃止反対」の声は聞こえないのは時代なんでしょうね。
まぁ、若者の反骨精神が失われたのもあるのかも知れませんが。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感