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BGM [音楽]

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今日は昨日のダメージが大きく、疲れマックス。
赤レンガ倉庫に行こうかどうしようか迷っています。
精神的には行きたいのですが、肉体的には日曜出勤だし、月曜は株主総会のリハーサルで、火曜は株主総会本番なので気が抜けない。
そこで11時から8時間のフェスに出るのはちょっと辛いかも知れません。
おまけに雨が降りそうだし…ここは温和しく行くのを見送るか。

さて、昨日発売されたばってん少女隊のニューアルバム『BGM』。
前作同様、手堅い感じでまとめたアルバムになっていて、余り冒険しているように思えません。
この辺、各社のプロデューサーの考え方も有るのでしょうね。

全体の構成としては、半分以上が既にシングルカットされている曲で、新録は無し。
そう言った意味では、もう少し新曲を組み込んだ方が、アルバムとしての新鮮味があって個人的には好みですが、シングルをいっぱい集めるよりは纏めて聞きたいと言うニーズを優先したのかも知れません。

最初は、イントロダクション的なインスト曲である「Prologue -Message from Outta Space-」。
スカコアの曲一辺倒から、最近はロックにまで幅を拡げてきた彼女達への期待感を高めるインスト曲です。
ライブのワクワク感を醸し出すナンバーになっていると思います。

2曲目は、ばってん少女隊第二幕の幕開けを飾る『BDM(Batten Dance Music)』で、KEYTALKの小野武正さんの作品です。
これは小野さんらしいゴリゴリのロックサウンドで、MVもTOTALFATのShunさんとか、BACK DROP BOMBのMASUOさんなど一流どころがプレイする横で、彼女達が踊り狂うと言うインパクトが強いもの。
コンサートでもアゲ曲として用いられる曲で、結構ノリの良い曲でライブ向きです。
今までスカコアのみだったのが新たな武器を得て、一歩踏み出した感じ。

3曲目も、BGMのリード曲的な存在である『Killer Killer Smile(キラキラスマイル)』で、作曲が桜エビ〜ずに楽曲を提供している太田晴之さん、作詞がCHAIのベース担当ユウキさん。
珍しく大人っぽい歌に仕上がっていて、MVも妖艶な感じを醸し出しています。
特に、瀬田さくらさんの色っぽさと言ったら…(ぉぃ。

4曲目はばっしょー初の配信シングルである『6STARS(ロックスターズ)』。
バックバンドには、ライブでお馴染みのMAYSON'S PARTYのSAKIさんやMOEさん、そしてORESKABANDのADDさんとかが参加している豪華なナンバーです。
これも、タイトル通りのゴリゴリのロックサウンドで、どこか懐かしい感じがします。
作品はBAVYMAISONのARAKIさんが曲を手がけています。

5曲目は、『崇シ増シ×××物語』はJUDY AND MARYのギタリストであるTAKUYAさんが手がけた作品。
メジャーデビューしても故地は忘れないと言う事で、福岡のご当地ソング的な感じになっていますし、歌詞には博多弁が鏤められています。

6曲目は、『己MYSELF』。
これはシングルカットされている曲ですが、かなり激しい曲です。
ただ、ライブでは飛び道具的な位置づけになっています。
ASPARAGUSの渡邊忍さんの作品で、自身もレコーディングに参加しています。

7曲目の『MEGRRY GO ROUND』はフレデリックの三原康司さんの作品。
これもシングルカットされている曲ですが、フレデリックの作品らしい不思議な曲に仕上がっています。
多分、自身の作品のオマージュ的なものだと思いますが。

8曲目の『無敵のビーナス』はflumpoolの阪井一生さんと元チャットモンチーの高橋久美子さんの作品。
これまたシングルカットされている曲です。
こちらは7曲目に比べるとかなりオーソドックスな作りで、1980年代のアイドルソングがモチーフです。

9曲目の『ハカタダンスホールベイベー』もシングルカットされた曲ですが、アッパーでノリの良い、文字通りのダンス曲です。

10曲目の『スターダスト』は、スタダのグループが必ず作る星屑モチーフの曲だったりします。
作曲は、古くからばっしょーがお世話になっていた4106xxさんですから、見事なスカ曲です。
これも、シングルカットされた曲です。

11曲目はオリジナルの『Number Shot(なんばしょっと)』。
手がけたのはthe HIATUSのギタリストであるmasasucksさん。
今年、九州最大のフェスであり、彼女達も憧れていた『Number Shot』をモチーフにした曲で、初めて参加する喜びを歌った曲です。
これも博多弁が良いアクセントになっています。

最後の曲が『FORCES』。
手がけたのはヘイヘイこと宗本康兵さんで、ももクロバンドのバンマスです。
なので、最近のももクロテイストに近いスケールの大きな楽曲に仕上がっています。

殆どが既に発表されている曲ではありますが、全体を通して聞くと、すごく面白い作品になっています。
23日にこれを引っさげたライブがあるのですが、休日出勤なのが悔やまれます。
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