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緊急入院、なんどめー? [健康]

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先週から1週間の御無沙汰です。
HP0、MP0の状態に陥って、ビタミン剤を飲んで寝たのに翌朝一向に良くならず、朝起きたら38.6度の高熱。
「これは?」と思って、病院に電話したら、「兎に角直ぐに来なさい」と言う指示。
取るものも取りあえず出掛けたのですが、熱で完全に判断力が鈍っていましたね。
出来れば、数日分の着替えと健康保険証限度額適用認定証と洗面道具と薬を持って行くべきだったのですが、全然頭が回っておらず、数冊の本と健康保険証だけを持っていった訳で。

丁度此の日は主治医の先生が診察の受け持ちだったので、内科の受付に行くと、先ず採血して下さいと言う事で、何時もの採血場では無く、内科処置室で採血。
終わって、その先生の診察現場に座って朦朧としていると、1時間ほどで順番が回ってきました。
採血の結果を見て、「直ぐに入院した方がいいですが、どうします?」。

どうもこうもありません。
ほぼ1本で帰れるとは言え、今更家に戻る気力が無く、そのまま入院することに。
例によって例の如く、内科処置室に逆戻りで術衣に着替えさせられ、待つ事暫しで内視鏡室に運ばれました。

そして、お定まりの内視鏡手術。
前に塩ビのステントを入れたのが胆管が肝臓内部で分れている分岐点から下でした。
これで片方は流れたのですが、もう片方の方が上手く流れずに滞留してしまい、胆汁が菌に汚染されて高熱を発していたと言う事だった様です。
今回は、分岐点から上に入れる様な形でステントを2本挿入。
と言う事で、都合2本が胆管に入って胆汁が流れる様になりました。

初日は殆ど何も出来ずにそのまま病室に案内され、それから入院生活。
何が苦しいって、「飲食止め」、つまり水も飲んではいけません。
体重は順調に1kgずつ減っていくし…まぁダイエットするにはこの方法が確実でしょうが。

2日目も飲食止めが続きました。
此の日に救援物資が来たのでやっと術衣からは解放されて、寝間着とトレーナーで過ごすことが出来たのですが、そのトレーナーは古いもので、ゴムが緩々になっている代物。
しょうがないので片手をポケットに突っ込んでずり落ちない様にするのに必死でした。
それに薬が何時もの半分しか無く、やっぱりきちんと入院セットを作っておかないといけないなぁと思ったりしています。

3日目、予定ではこの日の昼には食事解禁だったのですが、肝臓の数値が良くないのと、炎症が治まっていない数値が血液検査の結果出ていたので、食事はもう1日見送り。
また難行苦行の始まりです。
流石に、少量であれば水飲んでもOKと言う事になったので、売店まで降りて、水とお茶を買ってきました。
ついでに持ってきたものの中身が無かった洗顔フォームも…。

4日目に漸くご飯が出ました。
流石に全粥ですが、前回よりは美味しいと感じたのは何故なんでしょうか。
無脂肪牛乳だとかその手の奴も、前回ほど拙いとは感じませんでしたね。
此の日で抗生剤の点滴は中止して、錠剤に変更となりました。
昨日まで出ていた熱も落ち着きを見せ、37度にもならなくなりました。
朝なんかは35.1度を叩き出して、もう1回測って貰ったり(でも35.2度)。

5日目、相変わらず全粥ですが、熱は下がり、何処も痛くない。
なので、日曜に外出許可を貰って、不足物資の補充をしに行くことになりました。
そして、御飯も食べられる様になり、抗生物質は錠剤になったので、点滴も外れました。
一応、水を使わないシャンプーとかで頭を洗ったり、顔を洗顔フォームで洗ったりはしていましたが、流石に好い加減お風呂に入らないと匂ってくる。
と言う事で、やっとシャワーを浴びることが出来ました。
ついでに、5日間伸ばし放題だった髭も剃ることが出来たのでさっぱりしました。

因みにこの5日間、ひたすら本を読んでいましたので、そのうち書評を書くことになるか、と。

6日目、朝ご飯を食べてから外出許可を貰って、一旦家へ。
乗換駅に着いたら例によって赤羽岩淵行きがやって来る。
前だったらこれが鳩ヶ谷行きだったのですが、減便されてしまったので余計に不便になりました。
おまけに、前の鳩ヶ谷行きだったらバスに乗れたのに、今度のダイヤ改悪ではバスが出てから駅に着くと言うフィーダー路線を全く意識しない双方のダイヤ体系なので疲れます。

そして、日曜に家で仕事すると言うね…。
いやいや、働き方改革万歳ですわ(皮肉。

こうしてゴムのしっかりしたジャージとTシャツと長袖シャツ、それに下着類を袋詰めして、後は読み終えかけた本を1冊補充して、ついでに成田詣での釣果を整理するためのパソコンを準備して、病院に舞い戻り。
17時には帰りますと言って、ギリギリの17時5分前に守衛室を抜けると言う離れ業でした。

昨日から完全にお粥から丼飯に変わり、数値もほぼほぼ落ち着いてきましたし、炎症の数値も正常値に近付いたので、退院の話が出て来ました。
元々、月曜で出る予定だったのですが、2日目の数値が余り良くなかったので1日遅れの火曜日になりました。
とは言え、次が詰まっているらしいので、11時までに追いだしたいらしい。
まぁ、長逗留しても今更意味が無いので、さっさと出る事にしました。

今日の朝食は食パンに変更。
矢張り、朝食がパンの方が落ち着きます。
身の回りの整理も済ませて、会計を済ませようとしたのですが、ふと気が付くと診察券が見つからない。
病棟に置いてきたのかしら、と病棟に聞いたのですが、預かった覚えが無いと言う。
忘れ物で出ているのかを聞いても出て来てないので、新しく発行して貰う事になりました。
ただ、古いものが無効になると言うものではないので、使おうと思えば使う事が出来るのですよね。
ちょっと気色悪いと言えば気色悪い。
その上、会計では振込みの上限値を設定していた御陰でお金が引き落とし出来ず、慌てて別の支払方法で支払ったりとかなりバタバタしました。

まぁ、ほぼ保険金で返ってくるとは言え、毎回緊急入院は面倒です。
幸い、これで入院した御陰で5月の入院はほぼ無くなりましたが、それでも確認の予約は入っているので、ちょっと戦々恐々としています。

激しい運動は避ける様にして下さいと言う事なので、暫くライブは御預けになりそうです。
或いは着席指定席狙いでしょうかねぁ。
写真が止められなかったのは幸いでしたが、どちらかと言えば体質で、生活習慣病とかではないので、生活指導が余り意味を為さないらしく、お医者さんも何を制限するかと言うのは明確には言えませんとの事でした。
強いて言えば、激しい運動は避ける様にと言う事でしたからね。
飛び跳ねない限りは大丈夫と言えば大丈夫なのかも知れません。
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