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春の一大事 in 黒部 [音楽]

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今日は朝から晩まで何らかの会議をしまくっていて、自分が予定している仕事が何も出来ていない。
出来れば、終日会議室とかに引き籠もって、誰にも邪魔されずに仕事をしたいのですがねぇ。

ついでに、ばっしょーのライブBlu-rayも全然見られません。
本編の方が短くて、特典付録の方が長いと言うある意味お得なBlu-rayなので、本編だけでも見たいのですが、何かドタバタして帰るのが遅くなるので、見る暇が無い訳で。
まぁ、土曜日は雪の中リハビリに出掛ける以外は温和しくしているつもりなので、その間に見られると言えば見られますが。

そう言えば昨日、ももクロ春の一大事2019の当落通知が来ていました。
結果は、土日とも当選してしまいました。
予定では片方当選して、もう片方落選するから、片方の日は小松にでも行ってこようと思っていたのですが完全に当て外れです。
まぁ、幸せな当て外れではありますが。

ここで問題になるのが行き帰りの交通手段と宿泊場所。
御仕着せツアーだと、行き帰りの交通手段も宿泊場所もきちんと確保出来ますし、会場まではシャトルバスなりで運んでくれるので非常に楽…なのですが、「旅行に出掛けるのなら、私も連れて行け」と言う親がいるので、今回ライブ参加者限定の御仕着せツアーには参加出来ません。

となると、行き帰りの交通手段をどうするかと言う問題が起きます。
取り敢ず、金土日で出掛けるか、土日月で出掛けるか。
会場は黒部市なのですが、富山県にモノノフが押し寄せるのは目に見えていますので、宿の確保は至難の業であろうことは想像に難くない。

周辺地区ならば、能登、金沢、立山、宇奈月温泉、糸魚川辺りが候補としてあげられますが、恐らく、富山県内は諦めた方がよさげ。
となると、金沢に宿泊するのがベターなのかなぁと思ったり。
金曜に小松まで空路入って小松でスポッターやって金沢泊り、土曜日と日曜日は黒部まで参戦して、帰りは富山まで戻って親と落ち合って新幹線で帰れば、自由席でも座れるのでは無いか、と。

親は金曜日と土曜日は金沢を散策するも良し、バスで能登に行っても良いし、日曜は富山を散策しても良し。
色々自由度は高まるかなぁ、と。
金沢からなら、バスで富山に出て、電車で黒部に行くとか、そもそも金沢発のツアーバスで会場まで乗り換え無しで行くと云うのも出来ますから、色々とつぶしが利きそうです。

まぁ実際にライブがあるのは4月なのですが、交通費が安いので今のうちに交通手段と宿を確保しないといけません。
しかし、親の方は期間によって交通費が変わるという概念が通用しません。
昔は交通費が変動しませんでしたからね。
なので、直前の天気を見て、晴天か曇天だったら行くけれど、雨なら行かないと言う事をしそうで怖いです。

まぁ、宿は何とかなりますけど、交通手段については、空路は安いけどキャンセルが効かないチケットばかりですからねぇ。
JRはJRで、イベントとかがあれば直ぐに指定席が瞬殺になるので、大宮から自由席なんてのはかなり高望みになりますし、それに何より高い。
大宮から新幹線だと片道1万3千円を超えますが、空路だと今の季節にチケットを取れば安いと9,000円で行けてしまいます。
ただ、親の方はJRが半額になる人なのでピンとこないのですよねぇ。
さて、どうしますか。
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先ずは一発目回避 [健康]

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それにしても、人の幸せを素直に喜べないのが多いなぁ。
この調子でメンバーが結婚とかすると罵倒する輩が出て来るのでは無いかと思ってしまいますね。
そもそも、結婚してもアイドルが出来ると言うのをコンセプトにしている筈なのに、いざ当人が結婚とか結婚を前提にお付合いしているとか言うと掌を返した様に罵倒する人が出るのは悲しいなぁ。
あなたは一体、このアイドルグループの何に期待して応援していたのだろうか、と言いたくなりますね。
まぁ、例の大手アイドルグループのファンなら然もありなんではありますが。

それはさておき、呼び出しを食らったので今日は早引けして医者へ。
CPAPの確認もそこそこに、本題。
この前の人体輪切りの検査結果が早速出ていました。
それにしても、31日受診して、1週間掛かると言われていたのに、月曜には結果が出ていると言うのは何だろう。

で、その結果、造影剤を飲んで検査しても、くっきり見えるはずの総胆管が非常に分かり難い状態になっていました。
つまり、総胆管が狭窄していると言う所までは判った。
ただ、何が引金になってそうした状況を引き起こしているのかが判らない。

今のところ、黄疸を起こしている訳でも無く、高熱を発している(去年11月頃は結構発していたけれど)訳でも無いので、そこまで急いで措置を受ける必要は無いかも知れない。
ただ、狭窄の原因が腫瘍とか結石とかだと入院して内視鏡手術でそれを取り除かないと胆管が詰まってしまいます。

最終的に原因が分らなかったので、今度は大病院に行って更に検査をする羽目になりました。
どこの病院にするか聞かれたのですが、胆嚢摘出手術を受けたT病院の方が、カルテが残っているだろうし何かと便利だろうという事で、再びそこを希望。

先生、さっさと紹介状を書いてくれたのですが(何せ、その病院のお偉いさんがゲスト医師になっている診療室なので)、以前担当してくれた消化器内科の先生が退職されていたことが判りました。
結局、紹介状の宛先は、消化器内科の部長さんになってしまった…。
実際にはぺーぺーの部下が診察するのでしょうが、気心知れた先生で無いのが少し不安です。

それにしても、朝の8時にはT病院まで行かないと駄目なので、来週は早起きしないといけません。
せめて、休ませてくれると有難いのですが、その日は上つ方に1ヶ月遅れの報告をしないといけない日なので、疲れ倍増です。

ま、前回の様にいきなり入院の事態にならなくて良かったと言えば良かったですが。
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iPhone7 [パソコン]

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今日は、朝っぱらから直前の電車が南鳩ヶ谷で急病人救護のために止まり遅延。
頼むから、体調が悪い時は温和しく休んで欲しいなぁと思ったり。
私は余程のことが無い限り、基本的に無理はしない人です。

溜っていた仕事を熟して、資料を作りつつ、打合せをしつつで過ごしていたのですが、4年前に新調した会社用のiPhoneが好い加減寿命を迎えつつあったので、代替品が届きました。
今更ながらiPhone 7です。

まぁ、仕事用のスマホなので、最新型で無くとも良いですし、最新型は大きいので取り回しが面倒だったりする。
そもそもプライベートではガラケーで、スマホの契約はしていない(身分証明を持って居ないため、日本国民では無いと見做されているので(苦笑))から、ガラケーよりも大きな筐体はちょっと…。

今迄使っていたのは、4年間、何度も落っことしたりした割には、硝子が割れることは無かったのですが、筐体自体がひん曲がって、中の機械がこんにちはしていたりするので、感電とか発火とかが嫌な感じでしたし、ここ最近、急激にバッテリーが消耗する様になって、通勤中にブラウジングしているだけで80%バッテリーが消耗する状態でかなりヤバい状態でした。

今回のiPhoneは一応新品っぽいので、今のところ急激にバッテリーが消耗するとか無いのですが、前機種に比べるとホームボタンの感度が良いのか悪いのかよく判らず、スワイプとかが上手く行かない。
前機種だと、ホームボタンをダブルタップすれば起動しているプログラムが出て来て、必要ないものをスワイプすれば停止出来るのですが、今度のはダブルタップしても起動しているプログラムが表示されず、siriが起動したり、別のメニューが出たりしていまいちその辺の感覚が掴めていません。

ついでに、指紋タッチ認証でも、最初の設定が悪かったのか、手汗が滲んだ状態で認証をした所為か、指紋を上手く認識してくれず、家に帰ってからやり直しました。

家のWi-Fiに接続したり、モバイルWi-Fiルーターの利用設定なども家に帰って追加しましたし。
一番問題なのは、MDMがまだ設定出来ていないので、不安定なiPhone 6sと2台持ちになってしまっていることです。
にも関わらず、充電用のコンセントが寝室には2本しかなく、iPodとiPhone1台を接続すれば一杯一杯。
かと言って、書斎の充電コンセントを使うと、今度は持って行く時に忘れそう。

早く2台持ちを解消したいのですが、こればかりはどうにもなりません。
後はケースを買ってこなければ。
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バタンキュー [日記]

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今日は腰に違和感があり、出勤を回避。
何時もなら腰が痺れるのですが、今日は腰全体に痛みが…と言うか、左側に痛みがあると言うか。
肝臓か腎臓辺りが、冗談抜きでまた炎症を起こしているのでは無いかと思ったり。

幸い、熱発は無いので、ダメージは少ないのですが。

かなり体調が悪かったので、休養日を1日半取ったにも拘わらず、爆睡。
12時間ほど寝ましたが、まだ痛みは残っています。
この調子だと、即時入院と言う話になるかも知れませんね。
いずれにしても、週末に医者に行かざるを得ないわな。

と言う事で、短いのですがここまで。
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何も無い日 [日記]

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今日は、Westen Global AirlinesがMD-11Fを寄越してくると言うレアな展開な上、Thai Airways Internationalもスタアラ塗装機が飛来するなど、それなりに良い釣果が期待出来そうだったのですが、先週、遠征したこともあり、無理をせず安全運転。

10時近くまで寝て、朝ご飯を食べた後、2階の掃除。
そろそろ空気清浄機を出す必要があるのかも知れないなぁと思いつつ。
一通り、掃除機を掛けて埃を取り、階段も掃除。
まだ、掃除機から埃を取る必要は無いな。

掃除機を掛けた後、毎回恒例、トイレの掃除。
やっぱり、最低でも月1回は掃除しないと。

そして、確定申告の書類を作るのをやろうかと思いつつ、勤務状態の入力作業を忘れていたのを思い出して、リモート環境を立ち上げて、勤務状態の入力作業を実施。
これで明日、アタフタしなくて済む。
この間、昼ご飯を食べる。
今日は、久々の味噌ラーメンでした。
最近、醤油ラーメンが多かったので、偶の味噌ラーメンは新鮮。
そう言えば、ラーメン屋も味噌ラーメンは余り無くて、豚骨醤油とか豚骨系のラーメン屋が増えていますね。
矢張り、こうしたラーメンも流行り廃りがあるのかしら。

勤務状態の入力作業を終えたら、15時頃だったので、昼寝。
こてんと寝入って、目が覚めたら18時半。
晩ご飯を食べながら、鉄腕!DASH!!を見て、風呂に入って、やっと写真整理に取りかかることにしましたが、中々進まず、今日は釣果を披露出来ずです。

偶にこうした何も無い日を作っておかないと、1週間乗り切るのが大変です。
それで無くとも、週末はお医者さんと面談で、また紹介状を書いて貰う事になりそうですからね。
来週くらいは入院になるかも知れませんし。
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ラブリータイムトラベル [音楽]

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今日は折角、Malaysia AirlinesのA.380-800が2便来たり、UnitedのB.787-8が前日出発出来ずにDelayしたり、大韓航空のA.220-300も遅れで早朝出発になったりと、昨日のA滑走路混乱の御陰で色々あった上に、南風運用という美味しい展開だったのに、会社に財布を忘れた御陰で、成田詣でに出掛けられず。
取り敢ず、いつもの時間に起きて会社へ財布を取りに行くだけで帰ってきて、リハビリへ。
羽田に行くのもありましたが、腰が痺れたので、伸ばしてこないと来週が辛い。

良い天気だし、暖かだったのに何か損した気分です。
来週は3連休だし、遠征か成田詣でにでも出掛けようと思っていたのに、残念ながら雨だとか。
せめて、低気圧が早めに抜けてくれれば嬉しいのですが。

そんなこんなで、駅からリハビリの医者に行く途中で、明日以降のパンを買い、家にバナナしか無かったのでポンカンを買いに八百屋に寄ったのですが、「蜜柑じゃないですよ」と3回も念押しをされたのは何故なんだ?
もう蜜柑の季節は終わりで、まだ八朔には早いのでポンカンを買い求めたのだが。

帰ってから、エビネギのパート2をニコ動で見て、再び感動を新たにし、それから昼寝したら余程疲れていたのか、思い切り寝てしまい、目が覚めたら19時半。
晩ご飯を食べ、テレビを見て今に至るです。
結局、正月の写真は未だ整理出来なかった。

時に、Negicco姐さんの動画を漁っていたら、まめぐさん、中島愛さんのカバーアルバムにNegiccoがコーラスで参加していると言うのをみつけました。
まめぐさんの名前は知っていましたが、マクロスの印象しか無くて、どんな歌を歌っている人なのか恥ずかしながら知りませんでした。

で、何気なくその紹介動画を開いたのですが、正にドストライク!
思わず、iTunesを開いてアルバムを買いました。


カバーアルバムですが、正に青春時代を過ごした頃の懐かしい曲が、まめぐさんの解釈で、見事に甦った感じです。

松田聖子さん、松本伊代さんと言う正統派アイドルの曲が前後にありますが、松田聖子さんの曲はメジャーでは無い、知る人ぞ知ると言うべき、「Kimono Beat」を1曲目に持ってくるところのセンスが光ります。

2曲目は何と河合その子さんの「青いスタスィオン」!
また渋い選曲。
そして青春時代、私が好きな歌手の一人の曲に再び光を当ててくれて有り難うと言いたいです。

3曲目は安田成美さんの「透明なオレンジ」。
これも渋い選曲で、シングルでしか出していなかった筈。
いまは女優として活躍されている人ですが、昔は歌も歌っていたのですよ。

4曲目は今井美樹さんの「雨にキッスの花束を」。
これは結構有名な曲で、YAWARA!のオープニングで、柔道アニメにも拘わらず、オシャレでキュンキュンする曲でした。
これまた青春時代良くカセットウォークマン(死語)で聞いた曲です。
それにしても、昔聞いた曲で何十年ぶりかに聞いても歌詞とかを覚えているものですね。

5曲目はNegiccoさんがコーラスに参加した、CoCoの「無言のファルセット」。
Negiccoさんとは互いにリスペクトし合う仲で、去年のNegiフェスにもまめぐさんは参加されていましたね。
ディレクションはまめぐさん自身がされたらしい。

6曲目は松原みきさんの「真夜中のドア」。
これを聞いて、買おうと思いました。
学生時代、余りお金が無かった私が音楽を入手していたのが、FMのエアチェック(これも死語)。
いまはどうなのか判らないのですが、NHKFMでお昼のニュースを終えてから45分間、1人の歌手の特集で語り無しで、ずっと流してくれる音楽番組がありました。
そこで、よく掛かっていたのが、松原みきさん。
歌声はパンチが効いていますが、曲調はアンニュイなもので、何処か欧州的な感じを持っていた曲で、この手の歌が好きな私は、一所懸命カセットに録音して聞いていましたっけ。
それを久々に聞いたものですから、「おおっ」となったのです。
まさか、平成最後のこの時代に、松原みきさんの曲が聴けるとは思わなかったです。

最後が松本伊代さんの「時に愛は」。
これは尾崎亜美さんの詞と曲です。
これも、バラード曲なので余り音楽番組で取り上げられませんでしたが、知る人ぞ知る名曲です。

最近はCDが売れず、配信が主になって、音楽は消費するものになってしまっています。
なので、こうした曲は歌い手さんがいなくなると継承されず、忘れられていきます。
アイドルの曲なんかは特にそうです。

このカバーアルバムでは、いまの消費される音楽では無く、歌われ、親しまれてきた音楽、人々の心の中に染み渡っていた音楽を、新しい解釈で新たな曲として現代に甦らせたものでは無いでしょうか。
まさにタイムトラベルという名に相応しいアルバムだと思います。

ラブリー・タイム・トラベル
フライングドッグ
2019-01-28
中島 愛

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世界の国境を歩いてみたら… [読書]

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今日は会社の机の上に財布を忘れて帰りました。
定期と小銭入れは持って帰ったので、それだけ完全に忘れた事になります。
直前に、同僚が財布を弄ってきたので、別の所においたのが運の尽きでした。
御陰で、明日会社に赴いて取ってこないと行けません。

やれやれ、明日は出来ればリハビリだけに留めて家の中に引き籠もるか、成田に行って、昨日と今日の余波でドタバタしている珍しい機材を撮影しに行こうと思っていたのに、総ての計画が狂いました。
それにしても、同僚め…。

さて、ここ最近読んでいた本の紹介。
『世界の国境を歩いてみたら』(「世界の国境を歩いてみたら…」番組取材班著/河出書房新社刊)

日本は四囲を海に囲まれていて、国境線を意識することはありません。
そう言う意味で島国根性なる言葉が生まれたのでは無いかと思う訳ですが。
しかし、世界の大多数の国は、何らかの形で他の国と陸上で国境線を接しています。

その国境線に何があるのか、どんな人々が生活しているのか、その暮らしぶりはどうなんだろう。
そう言った様々な疑問に応えるべく、作られたBS11のテレビ番組の書籍化です。

流石にテレビ番組ですから、余り危ない場所には行きません。
とは言え、どの国に於いても国境地帯というのは常に緊張感がある場所です。
この本では、番組で紹介したエピソードの他にも、それぞれの国々の間の国境をディープに紹介してくれています。

南米からはアルゼンチンとボリビア、中米からはコスタリカとパナマ、北米からは米国とカナダ。
東南アジアではベトナムとカンボジア、シンガポールとマレーシア、タイとラオスの3箇所。
欧州からはフランスとイタリア、オランダとベルギー、ノルウェーとスウェーデン、スイスとフランスとドイツ、更にバルト三国。
アフリカからは、南アフリカとモザンビーク。

流石に、日本のテレビ番組ですから、パレスチナとイスラエルとか、ギリシャとトルコ、トルコとシリアなど紛争地帯の国境は行けません。
丁度今、トイレで読んでいるのが、同じボーダーですが正にこうした紛争地帯の国境をルポした本だったりするので。

それでも、限られた取材日程にも拘わらず、両国(或いは3カ国)の国境線を北から南、或いは東から西まで、取材で行ける場所には足を運んでいる印象です。
BS11ではかなりの人気番組らしいのですが、そう言ったのも、こうした丁寧な取材が背景にあるのでは無いか、と思っていたりします。

そうした場所では、国境があるにも拘わらず、「それは国同士が勝手に決めたことで、俺たちには関係ねぇ」と言わんばかりに、当たり前に国境を越えて往き来する人々の姿があります。
特に先住民達にとっては、自分達が往き来していた場所に勝手に線が引かれたのですから、国境線の存在すら無視する形になっています。
それぞれの国々もそうした事情を汲んでか、黙認することも多い様です。

しかし、相手が非友好国であれば話は別。
バルト三国とロシアの様に、元々、ソ連という国を構成していた地域に移住したロシア人は、バルト三国が独立すると孤立してしまい、それぞれの国々に元からいた人達と相容れない関係になって、刺々しい雰囲気を醸し出している事もあります。
また、シェンゲン協定に伴って、国境線での手続きが無い筈の欧州でも、アフリカや中東から押し寄せる難民を排除しようと、フランスとイタリアの間の国境の様に、ピリピリした場所も垣間見えるのも、取材によって明らかになっています。
この辺、普通の地上波民放の番組とは違うところでは無いか、と思ったり。

番組が丁寧に作られている分、この本も薄いながらも丁寧に作られている様に思えます。
まぁ、こうした番組は行った気分にしてくれてナンボですからね。
この本を読むだけでも、色んな場所に行った気にさせてくれます。

世界の国境を歩いてみたら…
河出書房新社
「世界の国境を歩いてみたら…」番組取材班

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