就職活動 [日記]
明日で上期終わりです。
早いもので、もう年度の半分が終わるんですよね。
あと3ヶ月したら年末ですねぇ。
ところで、もうすぐ来年度の新入社員の内定が出されますね。
去年よりも今年は超売手市場だそうです。
因みに今年の新卒の求人倍率は1.73倍とか言ってました。
つまり、新卒1人に対して内定が2件来ると言う状態らしい。
私の時もバブル真っ盛りだったので、そんな感じでしたね。
本当に引く手あまたでした。
その後直ぐに就職氷河期が来て、バブルは一遍に萎んだのですが。
一方で、もう25年度の新入社員確保に向けた活動も始まっています。
24年度の新卒社員よりも積み増ししろと、うちの会社では社長から発破が掛けられているらしい。
とは言え、うちはしがない中小企業ですからね。
正直、余りにも魅力が無いのですよ。
まぁ、最近の新入社員は腰掛け程度の感覚でしか就職というのを捉えていませんからね。
3年で離職する人間が5割だったか3割だったか。
我々の頃は、就職と言うよりも就社でしたから随分様相が異なります。
そんな状態では、会社としての活力が余り発揮できないのかも知れません。
結局、野心に溢れた人間は直ぐに離職して、残るのは消極的な人間か、自分にスキルや自信が無い人間だけじゃ無いかなぁ。
転勤をなしにして、地元で就職できるようにするとか色々と施策を考えているみたいですが、地元で採用とか言っても、職種や技術は限られるわけで、職場での満足感が得られるかどうか。
また、どの会社でも理系人材を多く採る方向で、文系には余り目が向いていないように思えます。
そりゃ、一から育てるのも大変なのも判りますけどね。
先日のコンプライアンスの話でも書いた様に、短期間での成果を重視して、長期的な視野を企業側が持って居ないように思えるのですよ。
理系人材を多く採用しても、仕事を進めるのに必要な顧客との折衝力や、対応力なんかが無いと困りますわな。
かと言って、その辺の交渉力に長けていても、己の技術力が判っていないとデスマーチを起こす事になってしまう。
難しいところです。
そう言う意味では、企業は尖った人材よりも、普遍的な人材を好むのでは無いでしょうか。
結局、日本企業の技術力の低下は、そう言ったところにも現れているのかも知れません。