非冷房車 [鉄道]
今日も暑かった。
流石に在宅勤務とは言えず、出勤しましたが、溶けるかと思いました。
ところで、この暑さでいすみ鉄道の気動車の冷房装置が効かなくなり、非冷房で運転しているという報道がありました。
このクソ暑いのに非冷房で運行するとは如何なものかと非難囂々だった様ですが、背に腹は代えられないと言う事で、そのまま運行したようですね。
それで思い出したのは10年くらい前くらいに出掛けた熊本への旅。
熊本には私鉄や市電、新幹線から在来線、電車に気動車、それに第三セクター鉄道が縦横に走っていて、色々と巡っていたのですが、球磨川沿いを走るくま川鉄道と言う第三セクター鉄道があり、それに乗りに行った時のこと。
球磨川沿いに走るとは言え、勾配が結構ある場所を登るので、パワーが要ります。
しかし、当時の軽快気動車はエンジン直結冷房なので、冷房に出力を取られると坂を上ることが出来ない。
なので、冷房を切って、窓全開!
こんな感じで窓が開いてる。
確か何時もは2両編成で運行していて、2両だとパワーに余裕が出るので、冷房を付けられるらしいのですが、偶々乗りに行った日は1両の気動車が故障していたか整備に入っていたかで、単行にせざるを得なかったと記憶しています。
窓を全開で生温い風が入ってくるし、沿線には農地が一杯有って、丁度施肥の時期だったために、強烈な異臭が漂ったりと、結構な環境での乗り鉄でした。
確かこの時も猛暑で、汗がダラダラ出て来て、くま川鉄道を1往復したら、汗だく。
ところが、次の列車になると2両編成に組成し直して、冷房を起動し始めた訳で。
流石にやばいと思ったのでしょうか。
結局、駅前にあった温泉旅館に飛び込んで、温泉に浸かった思い出が。
しかし、温泉に浸かっていい湯だなをしたのも束の間、再び駅に戻ってくると灼熱地獄で、いさぶろう・しんぺいを撮影していたら結局大汗をかきましたっけ。
まぁ、最近は冷房車でも例の感染症の影響で窓を開けて運転している電車も多いと思いますけどね。
それに世の中には未だに非冷房で運行している列車とかもある訳ですから、車輌に冷房が付いていると言うのはある意味贅沢だと思いますよ。