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テロリズム [鉄道]

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昨日はエビ中の秋田分校でした。
毎年晩秋に秋田県で行うライブで、東北では仙台に次いでライブをよくやっている県です。
で、このライブには秋田ゆかりのパフォーマーが良く出てくるのですが、その中でちゃっかりいぎなり東北産も顔を出していました。

翌日の今日はエビ中は見られなかったのですが、秋田分校フェスと言う無料ライブが開催され、いぎなり東北産は『未成年』をパフォーマンスしたそうです。
正直、今、いぎなり東北産で一番聞きたい曲だったりする。

今年は流石に自重したのですが、行けば良かったなぁと思ったりして。
ukkaの4人体制最後のライブも聴きたかったなぁ。
まぁ、再来週の6人体制最初のライブも楽しみではありますが。

それは置いておいて、先週京王線で衝撃的な事件がありましたね。
走行中の特急電車の車内で、福岡の男がいきなり乗客の胸をナイフで刺して、ライターオイルをばら撒いて火を付けようとした事件。

7月から、乗客の手荷物を鉄道会社が検査出来る法令だか省令だかが施行されたのですが、通常の都市鉄道ではこんなまどろっこしい事はやっていられませんから、その隙を突いた犯行です。
電車は緊急停止をしたのですが、停止前に乗客が緊急コックを操作したためにホームドアに一部が掛からず、安全を考慮して車掌と駅員がドアを開けるのを躊躇したそうです。

しかし危険が身近に迫っていますから、乗客達は窓を開けて逃げた映像がテレビなどで流れていました。
首都圏の東海道線や東北線などの列車は、15両編成で10+5両になっていて、通り抜けが出来ない構造になっているものが多いです。

編成の途中に乗務員室がある訳でも無く、運転士と車掌は編成の前後にいるわけで、こうした事件が起きたとしても直ぐに駆付けるのが難しいのでは無いかと思ったりします。
例えば、10両と5両の組合せで中間の10両目で事件が起きても、車掌は現場に辿り着けませんし、運転士も運転中だったら列車を止めるわけには行きません。

そう考えると、途中の分割併合を行うならば、非貫通の増結は止めた方が良いように感じます。
そりゃ、扉を開ける為には運転機器を保護しないといけないし、ドアを開ける手間も掛かりますが、安全を考えるとドアで通り抜けられる方がいいのでは無いでしょうか。

また編成間の扉にしても直通出来る構造では無く、互い違いにするとかね。
風の通り道になるのを防ぐ事も出来ますし、万一オイルを撒かれて火を付けられても一気に燃え広がる事も無いのでは。
犯人が隣の車輌に移る時間を少しでも長く出来るでしょうし。

後、特急列車を除けば窓は絶対に開けられるようにすべきでしょうねぇ。
昨今のコロナウィルス騒ぎもあるので、窓を開けて換気が出来る様にしておかないと、昔の桜木町事件が再現してしまう可能性もあります。
桜木町事件は、パンタグラフの火花から車輌が燃え、電源が落ちて扉が開かず、戦後直ぐの物資不足の御陰で3段窓になっていた為に乗客が窓からも逃げられずに多数焼死した事件でした。

勿論、昨今の車輌は難燃化されていますが。
窓が開くか、開けられる手段が準備されていないと万一の際に焼死者が多数出ないとも限りません。

また改めて恐ろしいと思ったのがホームドア。
国土交通省は、異常事態に際しては停止位置に掛かって無くても、ドアを開ける様にと言う通達を出したそうです。
今回の事件ではドアが開かず、窓から乗客が脱出したのですが、これは車輌の上半分の空間が空いているから出来た訳です。

南北線とか副都心線など、バブル期に建設された地下鉄では、最初からホームドアを考慮して建設されているため、天井までガラス張りになっている作り付けのドアになっています。
その後に建設されたSRなどは、費用削減と標準化で上半分の空間が空いている構造のドアになっています。

この路線で事件が起きたら正直逃げ場がありません。
南北線はまだ幸いなことに駅間距離が短く、かつ普通のみしか走っていないので、こんな事件を起こしたとしても被害が少なく済みそうですが、副都心線は優等列車が走っているので、止まったとしても逃げ場が無いなぁと。

車内では気を引き締めて下さいなんて、識者と呼ばれる人達が宣っていましたが、職場でも気を張って、行き帰りの電車でも気を引き締めてなんて言われてもなぁ。
正直ストレスが溜る一方だと思うのですけどね。

今後もこんな事件が増えるのだろうなぁと思うと、暗澹たる思いがするのですが、せめて自分が巻き込まれないことを祈るばかりです。
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