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高齢化社会 [日記]

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今日は流石に身体中がバキバキでした。
休もうかと思いましたが、流石に師走なので、色々あって会社に行くと言う社畜状態。
それにしても、長いこと一つ所にいるもので、すっかり生き字引扱いですよ。
そうしてどんどん仕事を溜めるのは何ともはや、なのですが。

時にこの月曜日、久々に冷蔵庫に出張ってきました。
以前、システムを動かしていて壊れたり、古いシステムで使っていなかったものがあったりして、ラックの中が幽霊船状態になっていたので、これを機会にお掃除しに行くと云うことで。

機械を撤去したら持って帰らなければならないのですが、鯖なので流石にタクシーのトランクに入るものではありません。
セダンタイプなら無理をすれば入るかも知れませんが、現在隆盛を極めているJapan Taxiはトランク部分の長さが短いので絶対に入らない。
と言う事で、赤○を頼みました。

取り外して、えっちらおっちら出口まで運ぶと、待っていたのは○帽のスバルサンバー。
以前にも書きましたが、軽トラックでは唯一高速で長距離をぶっ飛ばせる車種で、生産中止になっても赤○の標準車として長く使われていて、引退した人のそれを中古で買って使い続けている人もいます。

でもって、運転席に座っていたのは、かなりよぼよぼのお爺ちゃん。
話を聞くと80近い人で、現役の○帽ドライバーだとか。
ただ、流石に最近は寄る年波には勝てず、また高齢ドライバーの事故も相次いでいることから、家族からも引退を勧められていて、この年末でとうとう事業を畳むそうです。

その後任として一緒に仕事をしている人が来て、挨拶してたのですが、その人も私より年寄りで、60代初めの人だそうです。
ただ、よぼよぼのお爺ちゃんより、余程しっかりしていましたが。

帰りは後部座席に座ってサンバーの走りを体感していたのですが(笑、店じまいするからカーナビを取り外してしまい、まだまだ東京の湾岸部は彼方此方でオリンピック絡みの工事をしていて、ダンジョンになっている場所も多く、何回か道に迷ってやっと会社に辿り着きました。

それにしても、日本全体が高齢化社会で…と言われていますが、特に物流や運輸の世界は高齢者やおばちゃんが結構多いです。
家族がいても、家業を継ぐことが無い、と言うか、そもそもこうした肉体労働の仕事を子供にはさせたくないのでしょう。
かと言って、ホワイトカラーの仕事はAIやら何やらで、これからどんどん淘汰されるとか言っている訳ですから、何時までも綺麗なオフィスで仕事が出来るとは思えません。
結局、労働のミスマッチが多くなっていくのでは無いかと。

その上、日本の社会は一旦スピンアウトしてしまうと、本流に戻ることが難しい社会です。
今は終身雇用が崩れて、転職を奨励する空気もあったりするのですが、老人世代は何度も転職を繰返す人を卑下する風潮があります。
そう言う考えの人がまだまだ経営層に残っている訳ですから、スピンアウトを許容することが難しい。
結局、スピンアウトしてしまった人達は社会からつまはじきされてしまい、理想とは逆のより生活水準が低いところに帰着せざるを得ない。
そりゃ、少子高齢化が進むはずです。

ついでに、社会の中枢を占めているのは、高度経済成長とかバブルを経験してしまっている世代ですからねぇ。
昔の夢よもう一度、と言う訳で、いつまでも成長の夢を追っているのでは無いでしょうか。

個人的には50代より上の人達は集団でリタイアした方が、世の中のためだと思ったりするのですが。
(まぁ、自分もそれに該当する訳ですが)
ベビーブーム世代が消えると社会の担い手が少なくなるのですから、そこから新しいアイデアが湧いてくるのを期待したいのですけどね。
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