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Merry Christmas Mr.Lawrence [日記]

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今日は出勤。
先週はガッツリ寝坊してしまったのですが、今日は何とか踏み止まりました。
それにしても、最近はリモートが廃れ、出社がメインになっているみたいですね。

行きの電車は始発電車だったのですが、帰りの電車はめちゃ混みでした。
最近、時間とお金が掛かる迂回乗車を避けて、定期でちゃんと行き帰りしているので、帰りの電車では座る確率がかなり低くなっています。

さて、昨晩ブログを書き終えて、ニュースを見てびっくりしました。
先日の高橋幸宏さんに続いて、坂本龍一さんがお亡くなりになったそうです。
良い人はどんどん早くに亡くなりますねぇ。

私はYMO全盛期のリアル世代ですが、どちらかと言えばライディーンとかのメジャーどころから入ったのでは無く、スネークマンショーから入った口なので、かなりひねくれ者です。
『急いで口で吸え』とかかなりマニアックな楽曲の後で、YMOと共演して『増殖』とかに混ざっていたんじゃ無かったかな。

その後、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』で日本軍の士官役を務め、その音楽をも手がけましたし、更に『ラストエンペラー』のサウンドトラックではアカデミー賞の作曲賞を受賞すると言った目覚ましい活躍を見せました。
余り映画を見ない私でしたが、当時は試写会に申し込んで『ラストエンペラー』を見に行った記憶があります。(当時は貧乏のどん底だったので、映画を見るとしても試写会しか機会が無かった)

それから、今となっては伝説となった『オネアミスの翼』の音楽。
当時未だ無名だった庵野秀明とかその辺の人達(DAICONスタッフ)が作ったアニメ映画でしたが、音楽については既に一流となっていた坂本龍一とか野見佑二とかが手がけていたものです。

そう言えば、エビ中のアルバムにも『体操』のリメイクが入ってたなぁ。

考えてみたら、坂本龍一自身もパンクな存在だったんだろうなぁと思います。
だからこそ、こんな(と言うと怒られるかも知れませんが)アニメの音楽にも参加したのでは無いかなぁ。
それに、これだけの大作曲家だったのに、松本人志と組んで「アホアホマン」とかやってたですからね。

坂本龍一がブリーフとシャツ姿で、しかもそのブリーフにはリアルな黄色いシミが付いていると言うキャラクターですから、どれだけぶっ飛んでいたか。
今だと絶対に放送できません。

晩年は大分社会的な発言が多かったですし、この前の遺言のような神宮外苑の開発についての意見表明もありましたが、基本的には反骨心が漲っている人なんだろうなぁと。
だからこそ、大島渚さんとかビートたけしさんとかともウマが合ったのでは無いかなぁと思います。

日本にとって、今必要な人が亡くなってしまったような気がします。
ご冥福をお祈りします。
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