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鈴木貫太郎?東久邇宮? [日記]

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昨日は出勤していた時より少しだけ多い6,000歩ちょいを歩いただけなのに、今日は完全にグロッキー。
全体的に大きく体力が落ちていることは否めません。
それと花粉が飛んでいるからか、目がショボショボするし、乾燥が続いているのか、皮膚が痒くて仕方ないです。

ちょっと身体のバランスが崩れているのかも知れない。

大きく疲れていたので、今日は一歩も出ずに引き籠りでした。
昼過ぎには完全にグロッキーで、写真の整理をしながら寝てしまっていましたし。
後は爆睡です。
風呂に入って、ゆっくり湯船に浸かり、身体を解してやっと人心地つきました。

ところで、招致委員会のゴタゴタ。
毎回思うのですが、どうしてこう日本の組織には、自浄能力というものが欠けているのでしょうか。
謝るくらいなら、最初からそんな事言うなよと言うのが多すぎますね。
挙げ句、海外から圧力が掛かってやっと辞めると言うね。

本人も未練がましいから、ごねるのでしょうか。
更に、今後は相談役に…って、本来なら石もて追われるべき行いだと思うのですけどね。

こうして、オリンピック中止の流れになるのかなぁと。
相談役なんて話が周辺から出たとしたのなら、組織として終わっていると思いますよ。
そう言う意味では、川淵さんは、鈴木貫太郎的な立場を迫られているのかも知れません。
ただ、川淵さんは止めるという決断を下した時点で、スパッと辞めるような気がしますが。

ただ、日本の場合、行政の継続性から完全に今までの人材を排除する流れになっていません。
敗戦後に一度公職追放とか言って、様々な人達をトップから追いだしたことがありましたが、経済界はさて置き、政界や官界は結局元に戻ってしまいました。

なので、招致委員会の中も人材が入れ替わるわけで無く、殆どは残るのでしょう。
であれば、体質が改善されるかと言えばそうでもないと思います。
寧ろ、オリンピックを中止にするのに相当な抵抗があるのかも知れない。

高度経済成長というのは、時代背景も然る事ながら、この時点で経済界から古い人材がかなりの比率でいなくなったことが大きかったのでは無いでしょうか。
残ったのが若手だけになると、大胆な施策が打てますからね。
そして、上手く民需に転換して、成長の軌道に乗せたのでしょう。

1964年の東京オリンピックは、まだオリンピックというのがアマチュアリズムの大会だったから、成り立っていたのであって、商業主義が前面に出て来た今となっては、各国にとっては完全なお荷物では無いでしょうか。
だったら、さっさと返上すれば良い。

政界や官界は、連綿と戦前からの既得権益が続いています。
トップが変わったからと言って、また民主化されたからと言っても、中の人は同じです。

そんなのが未だにのさばっているので、自分達の中で支配ルールを決め、国民輿論からは乖離し、外圧、特にアメリカからの圧力が無いと何も変わらない国になってしまいました。

今日は建国記念日ですが、保守だ何だと言っても、守旧勢力は真のナショナリストでは無く、結局は既得権益を維持したい爺さんばかりの集団では無いでしょうか。
真のナショナリストなら、日本を米国の植民地から独立させるくらいの気概を持っているでしょうが、それをせずに、日米同盟なんてお為ごかしを言っている時点でダメダメです。
日本を真に独立させようとして引っ繰り返されたのが、田中角栄だけだったのでは無いかなぁ。

戦後直ぐなら、まだ米国の勢いが強いし、日本の実力も伴っていなかったから、属国的な施策をしても良かったのですが、米国が斜陽化してきたら、どこまで日本にコミットしてくれるのか分かりません。
実際にトランプ政権は日本に対して随分無茶を言ってきましたからね。
それを唯々諾々と従っていた前総理も情けない限りです。

ましてや、現総理なんて、日本学術会議では積極的に人事に口出ししていたのに、招致委員会だとスパッと切ることが出来ませんなんて言ってましたから、そのダブルスタンダードに開いた口が塞がりません。

正直、国民とこれだけ乖離しているのであれば、無理にオリンピックを開いたって、国民が熱狂するのだろうかと疑問に思ってしまいます。
鈴木貫太郎の後の東久邇宮内閣が、「こんな筈じゃ無かった」と言って政権を投げ出したように、川淵さんが投げ出さないことを、一国民としては祈るばかりです。
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