ドッグさん [日記]
ここ数日、昭和を代表する歌い手さんがいなくなっています。
谷村さんから始まって、もんたさん、櫻井さん、財津さんそして今日は犬塚宏さんが身罷ったとの発表が。
犬塚さんと言えば、渋い脇役の俳優さんで、松重豊さんの様な感じでした。
とは言え、元々はミュージシャンで、ベースを弾かせたらその腕前は超一流。
クレイジーキャッツの世代には僅かに手が届かない私ですが、懐かしのテレビ番組を紹介する番組で、腹がよじれるほど笑ったものです。
みんながボケでみんながツッコミになる、自由自在のコミックバンドでした。
犬塚さんも真面目な顔して、谷啓さんにツッコミを食らわしたり、ハナ肇さんや植木等さんに突っ込まれながらベースを弾いたりしてましたっけ。
ここ最近、どんどんどんどん昭和が遠くなります。
本当は、今こそクレイジーキャッツのような都会的な笑いが求められているように思うのですけどね。
やっぱり時代がどんどん暗くなっていく前兆なのでしょうか。
願わくば、彼岸で彼等みんなが集まって、閻魔大王相手にハチャメチャなコントをやっていると信じたいです。
ご冥福をお祈りします。