あんたがたどこさ~甘口しょうゆ仕立て [音楽]
今日はほぼ2週間ぶりの会社。
流石に会社にいた方が電気代節約になりますからねぇ。
それに、家の中は猛暑状態だし。
明日も会社に行って、精々電気代の節約をしてこようと思います。
さて、ここ数日、色々音楽関係の話題があるので、ニワカの音楽談義にでもしようかと思ったのですが、エビ中の新曲に関しては来週末の方がいいかなぁとか、Negiccoについてはこの前触れたからまた触れるのもなぁとか、いぎなり東北産は未だ聴いてないからなぁなんてことを思っていたりしたら、ガツンと一発、ばってん少女隊がこの週末に新譜を出すので、MVが先駆けて公開されました。
新譜と言っても、去年のライブで、何時もの様にアンコールの最後の曲で、名無しの曲として披露された曲ですし、その後もライブでは何度も披露してきた曲ではあります。
この前の周年ライブの時にも披露されましたし。
題名は『あんたがたどこさ~甘口しょうゆ仕立て~』。
その題名のとおり、手鞠歌の『あんたがたどこさ』を現代風にアレンジしたものになります。
この歌の舞台が肥後国だったので、MVも遂に熊本が2回目の出場かと思ったのですが、見事に外してMVは『甘口しょうゆ仕立て』の方がメインに来ていましたね。
九州醤油の代名詞とも言えるフンドーキンの工場が舞台。
でもって、フンドーキンの工場は大分県臼杵市。
まさか後段の方をMVのメインテーマに据えるとは思いもよりませんでした。
後は宮崎県が残るのみですが、次のMVはどんな方向で来るのか、興味は尽きません。
Oisa以降のMVはどちらかと言えば美しい日本の情景をメインに、彼女達の格好良い感じのキレッキレのダンスが映える作品が多かった様に思えたのですが、今回の作品は思い切りそちらから初期作品の世界に振り切った感じがしました。
MVの作者さんは、まだ20そこそこのマルルーンさんと言う人。
初期のウルトラマンやウルトラセブンなんかの特撮、しかも素人っぽく「如何にもこれは特撮ですよ」と言う感じを出しながら、周囲の光景を上手く溶け込ませて、ついつい見入ってしまうような感じの作品に仕上げています。
この人もただ者じゃ無いなぁ。
で、ちゃんと肥後にも敬意を表して(ぉ、くまモンさんを画面に転がすところが中々憎いなぁと思ったりする。
肥後と豊後の関係性は、関東に住んでいる者からすれば良く判らないのですが、シニカルな関係なのでしょうか。
今までのオリエンタリズムを前面に押し出した感じのMVからガラリと方向を変えて、一体何処を目指すのか、メイキングとか裏話が楽しみな作品です。
勿論、パフォーマンスも、ですけどね。