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第三次世界大戦 [日記]

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今日は雨が降らないうちにパンを買いに出掛けようと思っていたのですが、午前中はとある作業の動作確認をして、午後からは昨日トラブった回線設備の障害対応をしていたら、結局16時過ぎ。
既に大雨になっていて、出掛けるのは諦めました。

明日は取り敢ず、リハビリ、パン屋、スーパーのトライアングルを熟した後、最後に見積を持ってくるリフォーム会社の相手をして、それから洗濯機を買いに出掛けようと思っていたりする。

子供が飛び込まないように、蓋にロック機能が付いているのですが、随分前から蓋のプラスチック部分が割れて、蓋をロックする部分がズレてしまい、正常にロック機能が働かなくなっているので。
前から騙し騙し使っていたのですが、ガムテープでの修理が意味を為さなくなってきて、そろそろ替え時かな、と。

まぁ、これも家を買ってからの代物なので、20年は稼働していて、十分に元は取った感じです。
三菱製は既に無く、東芝製も今後どうなるか判らないので、シャープか日立製になるのかなぁ。
国産とか言っても、実際には東南アジアとか中国で作られているのですけどね。

さて、ここ最近のウクライナ情勢の御陰で、「ロシアが日本に~」と言う論調が多く出てきましたね。
1980年代、ジョン・ハケットというNATOで司令官を務めた人の『第三次世界大戦』と言う本が日本で出版されて大きな話題になりました。
以後、日本にソ連が攻めてくるとどうなるか…と言うシチュエーションの本が雨後の筍のように出板されましたっけ。

当時は厨二病だったので、そんな本を色々と貪り読んだ記憶があります。
結局、ソ連が崩壊して実際にソ連が日本に攻めてくることは無かった訳ですが。

昔もそうですが、今回も明日にでもロシアが日本に攻めてくると言う話が喧しい訳ですが、万が一、ロシアが日本に侵攻するとなったら、その数ヶ月前から兆候があります。

先ず、物資を集積させないと近代戦は戦えません。
「大戦略」の様に、戦闘機や戦車、装甲車を揃えるだけでは戦争は出来ません。
食糧、弾薬、医薬品その他、膨大な物資が必要です。

また、日本を攻めるとすれば海峡を隔てるわけですから、上陸用の艦船を十分に準備しないと後が続きません。
これらの物資を集積させる動き、また艦船を集結させる動きは、余程目が節穴で無い限り、目立つ物となりますから、ゲームの様にいきなり戦争が始まるわけではありません。

実際、ウクライナに侵攻したときも、その何ヶ月か前から軍を集結させる動きが報じられていましたね。
でもって、ロシアはウクライナで手一杯ですから、更にリスクが発生する日本侵攻なんてしても仕方ないでしょう。
そもそも、現在の日本にロシアが涎を垂らしそうな素敵な物があるのかと云えば、殆ど無い。

半導体技術なんて、とうの昔に中国や台湾、韓国に抜かれていますし、航空機だって満足に生産できませんし、精々が自動車のみですが、ハイブリッド技術に拘りすぎて蓄電池技術なんかは欧米が先行しています。

狭い国土を占領したって、わざわざ駐留米軍と事を構える必要性は無い訳で。
事ほど左様に、意識するほど日本は相手にされていないと思うのですけどね。
寧ろ、ウクライナを侵攻して手薄になった極東に日本が侵攻しないように、色々とブラフを掛けていると言う状態では無いかと思います。

そんな状態を我が国の人達は殆ど理解していないから、明日にでも侵攻してくるなんて話が真面目に取り上げられ、そしてその結果として防衛力強化だ核装備だ攻撃装備を備えろとか大騒ぎする訳です。
こんな主張が出て来る裏にどんな目的があるのか、少しは考えた方がいいのでしょうが、それを考えなくて集団ヒステリーになる人が多いのでねぇ、昔から日本人と言うのは。

戦争と言う手段に打って出るというのは政治の敗北です。
徴候が出たときに、如何に回避するか、それこそが外交の出番なんですが、これまた日本は得意分野では無いですからねぇ。
結局、極端まで行って、結果痛い目を見ることが多かったりするのですよ。
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