2026年問題 [日記]
今日は復活。
しかし、朝から雨で気持ちはドンヨリ。
しかも選りに選って一昨日軽く雨がパラついただけなのに、長傘を持っていって忘れたと言うね。
全く何をしているのやら。
さて、今日はいつもと違って会社で読んでいた資料をネタにしてみたり。
世の中、AIが流行で、うちの会社も御多分に漏れず、有名なAIを導入しています。
ただ、Webだと動くのにアプリ環境だと動かないと言う訳の分らない状態で、半分使えねぇと言う声が出ていたり出ていなかったり。
使うと便利なAIですが、実は2026年問題と言うのが横たわっているそうです。
何が問題かって言うと、今のAIはネット上にある文書を猛烈な勢いで解読し、自分の知識として貯め込んでいます。
しかし、2026年にはその文書が底を突くというのが2026年問題です。
ネットだから無尽蔵に文書はあるだろうと思うのですが、実際にAIの知識に役立てられる文書というのは、政府でネット上に公開されている公文書の類、或いは学術論文、特許が切れた技術とかだそうで、私が今、此処で書き散らかしているブログだとか、SNSで溢れている短文はノイズとして除去されているらしい。
で、そうした文書か枯渇する為にAI事業者が目を付けたのが、新聞やら雑誌、それに本の類。
ところがこれらは、それぞれ著作権でガチガチに守られている代物なので、現在もせめぎ合いが続いています。
これを防ぐ為には、AIは自ら発展させなければならない、つまり、自立型AIを開発するというところに行き着くわけですが、それはそれで倫理的な問題が立ちはだかります。
つまり神の領域に踏み込むことになる訳で、それは人間を否定しかねないと言う事で、倫理学会とかから批判を受けていたりする。
こうした自立型AIが出来たとして、自らの知識が蓄えられなければ、それこそ著作権で守られている著作物に手を出す(それも何の対価も払わず)と言う事をしかねないし、そうなると、あらゆるライターや芸術家の飯が食い上げになります。
極端な話、人類の発展が止まると言うことになりかねない。
ただこれには面白い話もあって、今のAIに人の絵を描かせて、その描かせた絵を元に、更に新しい絵を描かせる、こうしたことを繰返していくと9回目には人とは全く判らない、原型が何だったか全く判らないものになっていくそうです。
もしかしたら、自立型AIが不正な手段で著作物を盗み出そうとするカウンターとして、そうしたAIで作った偽の著作物を読み込ませると言う事もありうるかも知れません。
そうするととち狂った自立型AIが暴走して…なんてSF映画に出て来そうな物語が一つは書けそうです。
ただ、そのAIを判断に使っているのが人間だとしたら、ちょっとした間違いで世界を破滅に導くのかも知れませんね。
そこには常識と言うのが求められるのでは無いでしょうか。
ところでさっき、この記事を投稿しようとしたら、エラーになりました。
もしかしたら、このブログもAIに監視されているのかも…おや誰か来たようだくぁwせdrftgyふじこlp