待ちですね [パソコン]
今日は在宅で休日出勤。
例年の如く数字合せの季節で、頭悩ませながら作業。
取り敢ず、半分の数字と残り半分の3分の2までは出来たのですが、流石に1日では出来ず、明日に持ち越しです。
しかし、データを差し替える際に一部の明細を削除してしまったのか、すっぽり抜け落ちているものがあってそれがどれだけ波及しているのかが判らず、ちょっと悩んでいます。
フィルターしたデータを削除するので、操作を少し間違えると思い切りフィルターで見えなくなっているデータまで無くなるのですよね。
そして、どのデータが無くなったのかが判らないと言う。
明日はそんな事が無いようにしたいと思います。
ところで、先日パソコンやサーバがブルースクリーン状態になったと言う事件があり、うちもそれにしっかり巻き込まれたのですが、世の中には更に大きな問題がパソコンやサーバに発生しています。
その問題はIntelの第13世代と14世代のCPUに存在し、CPUの命令を司るマイクロコードの設定ミスが原因となった不具合が発覚しました。
かなり前から有名なインフルエンサーやゲーマー達が騒ぎ出し、Intelに説明を求めるもIntelは個別の問題だと門前払いしていました。
しかし、仮想基盤が稼働しているサーバでも問題が相次ぎ、そのリブートの頻度の多さに、クラウドでゲームを提供しているメーカーが噛付き、やっとIntel自体も事の重大さに気づいたようです。
正直、コンシューマー向けにせよ、サーバ向けにせよ結構な数のCPUが供給されているのですが、それらが尽く欠陥品だという事になるわけですから、先日のCrowdStrikeの比ではありません。
長らくその原因が判らず、オーバークロックが原因だとか、マザーボードの電圧供給に問題があるとか言われていましたが、蓋を開けてみればマイクロコードのバグと言う事が判明。
Intelは対策を行ったマイクロコードを反映するよう、マザーボードメーカー各社に対応を依頼。
そうして、各社は対応BIOSを発表しています。
ただ、このマイクロコードは何も起きなかったCPUには有効なのですが、既に異常が発生したCPUは既にCPUそのものが破損、劣化してしまっている可能性があり、そうなるとCPUの交換しかありません。
まだ大規模リコールという事にはなっていませんが、Intelは既に回収プログラムをスタートさせたようです。
自作ユーザは別に痛くも痒くもない(まぁ交換の間の辛抱ですし)でしょうが、普通にメーカ製パソコンを買っている利用者は本体をメーカーに送り返すとかそんな事をしないと駄目でしょうし、偉い迷惑です。
今のところ、トラブルはデスクトップパソコンとサーバのみだと言われているのですが、各メーカーもどうするのでしょうかね。
未曾有の回収騒ぎになるのでは無いかしら。
しかし、一説にはノートパソコンでも発生しているという話もあり、今後どうなるのか判りません。
ただ、Intelは口ではCPUを自社に送ったら代わりに新品を送りますと殊勝なことを言ってるのですが、実際に交換を依頼した利用者がかなり怒っているみたいです。
正規品を購入しているのに、リマーク品(偽物)扱いされたとか、グリスが少し残っているのを見て殻割りしてるだろうとか、ちゃんと正規品かどうかをIntelのサイトで確認しているのにも関わらず、このシリアル番号はうちにはないとか言いがかりを付けられて、尽く突き返されているようです。
このため、大多数の人達は涙を呑んで、販売店と交渉することを迫られていると共に、みんなかなりぶち切れているようです。
英語の通じる英語圏の人達ですらこんな対応なのですから、日本でこうした返品騒ぎが起きたらどうなることやら。
私のメインパソコンは、Z690チップセットなので、13世代、14世代を載っけることは出来るのですが、こんな騒ぎになっていると、CPU載せ替えは躊躇せざるを得ません。
当面は待ち状態になるのでしょうね。
それにしても、この問題、今後も注視していこうと思います。