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日本ご当地パン大全 [読書]

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今日は朝9時には出勤しないといけなかったので早起き。
昨日の興奮冷めやらぬところだったのですが、ぐっすり寝ることが出来ました。
何だかんだよく動いていましたからね。

予定通り起きる事が出来て、何とか会社に間に合う。
そして何時ものパッチ適用作業。
もう1つ、並行して行っていた作業があって、それがトラブると夜まで掛るんじゃ無いかなぁなんて思っていたのですが、意外にすんなり早く終わって、でも、微妙に横アリ2日目に間に合わなくて諦めました(ぉぃ。

まぁ、今日は生中継があったからそっちを見るつもりなのですが。
そして、運営の仕事は滅茶苦茶早く、昨日のライブ動画がもう上がってました。

超とき宣の楽曲については、追々書いていこうと思うので、今日はこんな所にしといてやるか。

さて、ここ数日通勤の行き帰りに読んでいた本。
最近は電車に乗ると疲れからか座ると同時に寝こけてしまい、中々読書量が増えません。
で、今回の本は『日本ご当地パン大全』(タツミムック/辰巳書房刊)。
ページが中々進まなかったのは、お腹が空いているときにこれを読むと空腹感が増すからと言うのもあったりする。

時々ここでも取り上げている『○○大全』シリーズの1冊です。
これも当たり外れがあるのですが、日本各地でその地域の人達に愛され、食べられているパンを紹介したもの。

各国でパンと言えば、大体その地域で獲れる粉を用いて生地を作り、その地域に根付いている酵母菌を用いて発酵させ、焼き上げたもので、精々がベリー系の果実を混ぜるくらいで、中に何も入っていないシンプルなものが多いです。
バゲットやクロワッサン、黒パンなんかが典型的なものですね。

一方、日本では海外から紹介されたパンをそのまま作るのもありますが、木村屋や中村屋の様に、生地の中に何かを挟み込むパンも多いです。
菓子パンや調理パンと呼ばれているものは、正に日本で独自に発展したものです。

こうしたパンは、あんパンやクリームパンが先ず生まれ、その後に各地に伝播する際に、その土地土地で様々な物を挟む様に変わっていきました。
パンは戦前、サラリーマンを中心に普及していたので、余り田舎には普及していきません。
とは言え、戦前の地方都市には喫茶店と言うコーヒーを飲ませる店が各地に出来ており、そこで供される料理にパンがあったりします。

当然ながら、爆発的に普及するのは、戦後、食糧難で米が入手出来ないときの代替策として奨励されてから。
米国から小麦の供与があったりして、パン作りが各地で行われる様になります。
特に学校給食にパンを選択する学校が多く、子供達にどんなパンを食べさせるか、と言うので、各社が工夫を凝らし、結果、学生だった子供達が大人になってその味を懐かしく思って、地域に根ざしていくと言う形のサイクルが出来て行きます。

これが「ご当地パン」と呼ばれるものです。
勿論、その中には徒花となったものも有りますし、今では作る人がいなくなったパンもあったりする。
しかし、その味を継承して新たに作り始めるパン屋もあったりして、愛される味は中々消滅しないようです。

ほうほうと読んでいたのですが、ふと思ったのが、阪神間にはご当地パンが無いのでは?という疑問。
欧米的な食習慣をいち早く採り入れたからなのか、菓子パンや調理パンに発展するよりも、フランスやドイツのパンや食パンをそのまま食べるケースが多い様な気がします。
海外のものをそのままなので、独自に発展する余地が無かったのでは無いだろうか。
だからか、阪神間のご当地パンは余り掲載されていません。
私も、神戸のご当地パンって何って聴かれても、「う~ん」ってなっちゃいますからね。

まあ実際には何かあって、この本の編集者が追い切れてないだけなのかも知れませんが。

日本ご当地パン大全 (タツミムック)

日本ご当地パン大全 (タツミムック)

  • 出版社/メーカー: 辰巳出版
  • 発売日: 2022/06/02
  • メディア: ムック


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