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行く手に待ち受ける、罠、罠、罠 [日記]

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今日も在宅勤務。
取り敢ず午前中は失敗できないシステムの移行作業をやって、特に騒ぐ人も居ないので大丈夫か、と。
それで一気に気が抜けて、今日こそ終わらせようとした作業が1個終わりませんでした。
まぁ、会議と言う名の邪魔がいっぱい入ったのは事実だけど。

で、部署の他の人からM$鯖の設定について質問があるというので応対。
リモートデスクトップがデフォルトでは2個しか無いので、増やしたいけどどうすれば良いと以前聞かれて、昔追加した経験から、追加でライセンスを2個買えば良いよ、と答えたら、上手く追加できないよと言われて、そんなこたぁないやろ、と画面を見ていたのですが、どうやらWindows2016から、Work Group環境ではリモートデスクトップサーバとやらを立てられず、ライセンスを追加できないらしい。

そいでもって、ドメインにすれば良いのかとドメイン参加してみたら、今度はAdministrator権限がないとそれを立てられないと怒られた。
なので、無理矢理管理者権限を付けたユーザーを使って、リモートデスクトップサーバを追加。

それを終えて、やっとライセンス追加機能が有効になると言うね。
そこまででもかなり極悪なのですが、やっとの思いで追加したライセンスが意味を為さないことが判明。
どうやらリモートデスクトップのCALには2種類あって、通常、鯖に付いてくるのは管理者用に特化したCALだそうです。

その鯖に対して色々と設定できる管理者権限を有しているライセンス。
ところが、今回購入したリモートデスクトップのCALは一般用。
そして、一般用CALのライセンスキーを投入すると、管理者用CALが無効になると言う極悪仕様。
元々管理者用CALは鯖に2ライセンス付いているので、2+2で同時接続が4つに増えるかと思いきや、管理者用が封印されてしまうから結局2つしか同時接続が出来ません。

つまり、接続を4つ同時に使用するならば、ライセンスは4つ買う必要があると言うね。
Windows2016は、OSのライセンスからしてかなり面倒な買い方になったのに加えて、周辺のライセンス体系が無茶苦茶でございますわな。

これが更に腹が立つのは、M$のライセンス契約文言に小さく書かれているだけなのですよ。
しかも英語ですからねぇ。
幾ら私が隅々まで契約書を読む人だと言っても、英語までは手に回りかねます。
英語なので解釈は如何様にも取れるのも恐ろしい話ではあります。

まぁ抜け道はあって、ユーザライセンスを買えばライセンス制限を潜り抜けることは出来る様ですけども、そのうち、二重認証とかの技術を活用して、こちらも厳密な網が被せられるのではないでしょうかね。
かくしてM$はどんどん儲かるというわけです(苦笑。
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