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ひみつのたべもの [読書]

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今日は出勤日。
早朝からの会議が入れられていたので、早めに出たのですが、代々木で線路内立入があったそうで山手線が中々来ない。
結局、遅刻して会議に遅れて入ろうとしたのですが、「参加する」ボタンが押せない。
彼方此方弄くり回したり、別の所クリックしたり、再起動したりしても駄目。
ふと、「音声」をクリックしたら押せるのでは無いかと思ってクリックしたらビンゴっでした。

M$製品はWindows11もそうですが、コロコロUIを変えて利用者を混乱させることしか考えていないのな。
だから、M$製品を使う気が余り無いのですが。

そう言えば昨日インストールしたWindows11。
そのパソコンでソフトウェアのダウンロードをしたので、バックアップの為にメイン機の共有フォルダをクリックし、ショートカットで切り取りをしたのに、行先のフォルダで右クリックしても「貼り付け」が出て来ない。

取り敢ずコピーは出来るっぽいのでコピーをしようとしたのですが、アイコンに「切り取り」ボタンと「貼り付け」ボタンがあるのに気が付きました。
直感的に分かる様に何てほざいていますが、今までの方式を切り捨てて、情報弱者には何等配慮の無いインターフェースにはこれまた辟易します。

そのうち、LinuxベースのChromebookに取って代わられるのでは無いか。
益々無かった子にされそうなWindows11です。

そんな話はさておいて、通勤の行き帰りに読んでいた本をやっと読み終えました。
週3回出勤だと大体1ヶ月、早ければ2週間くらいで読み終えるのですが、週1回出勤になってからは本を読まずに電車の中でスマホニュースを見ていることも多くなり、読み進めるのが中々大変でした。

『ひみつのたべもの』(松井玲奈著/マガジンハウス刊)。
所謂タレント本です。
この手の本は滅多に買うことは無いのですが、前にこの人の動画チャンネルを見て、ちょっと興味を惹かれたので買ってみました。

中身は食に関するエッセイで、元々は『an・an』で連載していたものらしい。
そもそもそんな雑誌は読まんけど。
通常、こう言うエッセイって、イメージ的に、好き嫌いの余りない人が各地の様々な食べ物を食べての印象とかそんな感じが多い様な気がする。
まぁ、開高健さんとか、東海林さだおさんとかね。

今の世の中はちょっと偏屈で、こじらせ女子とか言うのが流行らしいですが、この人もそんな感じの人でしょうか。
かなりの偏食で、一種のコミュ障であることが文章から読み取れます。
なので、集団で御飯を食べに行ってわいわい騒ぐというのは性に合わないみたい。

自炊とかインスタント食品、冷凍食品、コンビニ飯などの身近にある食べ物の話題が結構あって、また「何処其処に行って何々風の某を食べた」みたいな宣伝めいたものも無く、逆に有名な何処其処に行ってショーケースを眺めようとしたものの、気後れして入らずに踵を返した、みたいな感じだから余計に若い女性も親近感が湧くのでは無いかなぁと。

かと思えば、こうした日常話の中にさり気なく子供の頃の話だとか、家族の思い出話とか挿入されていて、近くのお姉さんが一人語りをしている様な印象を受けるのは穿ち過ぎか。
アイドル時代とは異なり、つんとすました偶像ではなく、食に関するやらかし失敗談なんかも時折顔を出すなど、等身大の自分を投影している作品になっているのが親しみを覚えるのかな。

AKBとかSKEは全く興味が無いので、先入観なしに読んだものですが、背景を知らなくても十分に楽しめました。

ひみつのたべもの

ひみつのたべもの

  • 作者: 松井玲奈
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2021/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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