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海の暴走族 [日記]

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今日も在宅勤務。
明日から台風だというので、ちょっと早めに仕事を済ませてリハビリに行けば、明日1日家に籠もることが出来るな、と思っていたのですが、ちょっとした問い合わせに対応して、資料を修正していたらあっと言う間に19時過ぎ。
リハビリはおろか、コンビニへ行く機会も逸してしまいました。

先日、明石市で浜辺での水上バイクの通航規制条例を施行したというニュースがあったかと思いましたが、一昨日ですか、淡路市でテトラポットに水上バイクが激突して3人が死亡したと言うニュースがあって、同じ時期に、去年起きた猪苗代湖でモーターボートが泳いでいる人達の中に突っ込んで、子供が死に、母親が両足切断の事故を起こしたのに、現場から逃げ去った容疑で、会社役員の男が逮捕されたというニュースがありました。

何か、地上の方が安全に思えます。
確かに自動車の方が数としては多いので、事故の数は相対的に多いのでしょうが。

この国で毎度お馴染みの強者の論理って奴でしょうか、商売のためなら人倫に悖っても構わないと言うのかな。
水上バイクにしてもボートにしても、安全対策を等閑にして、売らんかな的な感じになってしまっている様な気がする。
事故が増えたのも、水上バイクの様なお手軽なツールが利用出来る様になって来たからでは無いだろうか。

手軽に手に入れることが出来るから、簡単な講習で免許が取れて、船舶航行のイロハも学ばずに、いきなり海に出て迷惑を掛ける人が多いのでは無いだろうか。

別に水上バイクに限らないです。
更にお手軽なサーフィンなんかでも同じ。
サーフィンなんざ、それこそ免許無しで出来る訳だから、海水浴場で幼い子供がチマチマ泳いでる横で、猛スピードで駆け抜けるのな。
そんな中で、下敷きになって子供が溺れても恐らく知らん顔なんだろうと。

で、人が死ぬと大騒ぎして、それに対する規制が強まる、と。
そいでもって、従来から節度を守って楽しんでいた人達が割を食うわけです。

売らんかなと言う商売をそろそろ止めないと、凄く窮屈な世の中になる様な気がするのは気のせいか。
それなりの金額を払わせて、門戸を狭めた方が結果的に幸せなのかも知れない。
そうなると何とか人口がとか言って反対する人もいるんだろうけど、気軽に入れるから軽薄に対応しようという人が増えるわけですからね。

そんな人は、そもそも元々その趣味を楽しんでいる人達の苦言を聞きやしません。
特にこの国の人は、熱しやすく冷めやすいですからね。
今は我が世の春を楽しんで利益を享受しているものも、10年したら廃れている可能性が高いです。

何にしたって、趣味は細く長く続かなければ、市場は保たないのでは無いかなあと思うのですがねぇ。
まぁ、私はと言えば、子供の頃にサーフィンの下敷きになって死にかけましたから、海水浴場で我が物顔にしている連中を快く思っていないのは確かですが(苦笑。
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