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矜恃 [日記]

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今日は連続出勤。
終日雨で気分は上がらず、更に出勤しているので仕事に集中できるかと思いきや、よく判らない会議が続いてかなり疲れを感じたため、全然集中できず。
帰りは雨が止んでいたのですが、意外に蒸し暑くて死にそうだった。

それにしても今日も月末まで緊急事態宣言が延長になり、此処暫くは色々お預けです。
ももクロの明治座公演は中止になり、東京都民限定ライブに変更されました。
折角楽しみにしていたのに残念です。
このまま、他のライブが延期やら中止やらにならないで欲しいのですが。
大多数のライブハウスは小規模なのが殆どですし、密も起きにくい上に、感染対策も必死になってやっていますからね。
大規模フェスは観客の管理が流石に難しいかと思いますが。

余り書いていると酷いことを書きそうなので、話題転換。

今日、ニュースサイトを見ていたら、とある大リーガーのちょっと良い話が出ていました。

テネシー州から10歳の男の子が誕生日プレゼントに大リーグのチケットを買って貰って、1時間半掛けてスタジアムに行ったら、その日は雨。
がっかりしていたら、大リーガーが子供達にサインをしてあげている。

男の子もサインして貰い、初めて大リーガーにサインを貰って喜んでいたのですが、スタジアムで野球が見られなかったのを残念がっていた、そう息子のことを母親がTwitterで呟いたら、その大リーガーが親子共々飛行機のチケット代、ホテル代を負担して、自軍のホームスタジアムに招いたと言うお話。

その大リーガーの名前はダルビッシュ有です。
大リーガーですし、契約で結構な年俸を貰っているから良いじゃ無いかと言う向きもあるかも知れませんが、お金の使い方をよく知っているなぁと思った。

彼曰く、「誕生日が嫌な思い出にならないと良いなと思った」って格好良すぎ。

そう言えば、そのダルビッシュが今日対戦を心待ちにしていたのが大谷翔平。
彼もまた、同じ翔平と言う名前を持つ子供が心臓病を患っていて、渡航費用の工面に苦しんでいると言うのを知って、帰国時にわざわざその子に会いに行ったそうな。

大谷選手が一人の子供に会いに行くと言うのをマスコミが放っておく訳がなく、大きく取り上げられた事で募金が結構集まり、渡航費用が出来たそうです。
この子は残念ながら米国への渡航が出来ずに亡くなってしまったのだけれど、その時に集まった募金を元に何人かの子供が米国での治療を受けたという話が先週くらいにネットニュースに上がっていました。

勿論、日本のプロ野球選手だってホームラン1本ごとに幾らを寄付するとか、年間シートを購入して恵まれない子供達に野球を見せる活動をしているとか結構やっているのですが、隠れた善行が美徳みたいになっているのか、オフシーズンの埋め草記事みたいで、扱いが結構小さい様に感じます。

日本のマスコミは芸能人のスキャンダル暴露にばかり血道を上げないで、もう少しこうした明るいニュースの発掘に力を入れては如何でしょうか。
スポーツ界にしても、今は現金にならなくても、その子供達が大人になると、子供の頃の良い思い出が残っているのですから、ファンを確実に掴むことになるのでは無いか、そう思ったりします。
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