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浅野EP [音楽]

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今日も在宅勤務。
3連休明けなので、仕事をするのが少し辛かった。
ああ、ワーカーホリックは何処へ(笑。

さて、今日は余りつらつら書く気力が無いので簡潔に。
先週の金曜にTEAM SHACHIがリリースした『浅野EP』について書いてみる。

このミニアルバムは、チームしゃちほこ時代から彼女達に数々の曲を提供している浅野尚志さんの作品ばかりをフィーチャーしたものです。
最初の曲だけは新曲ですが、残りの3曲は何れも前身のチームしゃちほこ時代に吹き込んだもので、4人体制になったときにアレンジを変えて新規収録したもの。

チームしゃちほこの時は後2人がいたのですが、1人は体調不良で脱退し、もう1人はシンガーになると言う夢を追うために脱退。
今は4人体制で活動しています。
元々6人体制だったのが、4人体制になって歌割りなどもかなり変わったので、ご新規さん用に再録音したものです。

1曲目は新曲で、浅野さん書き下ろしの『番狂わせてGODDESS』と言う作品。
出だしから浅野テイスト溢れた曲で、ホーン隊も賑やかでアッパーかつ攻撃的なロックチューンに仕上がっています。
昔のチームしゃちほこの攻撃性が久々に垣間見られた作品です。

2曲目以降は再録音作品。

2曲目はデビューシングルから『恋人はスナイパー』が取り上げられました。
個人的にはこの曲は難易度が余り高い方で無いので、4人体制の歌割りにして再録音したとしても、余りインパクトが無い様な気がする。
確かに不安定さは無くなってよりスマートで力強くなった様な気がするが、ちと微妙。

3曲目は中期の曲でファーストアルバム『ひまつぶし』に収録されていた『乙女受験戦争』。
全体的に技術が上がったので、多少キーが高くても、テクニカルで押し通す感じ。
煽りの部分は、余計凄みが増したと言うか…。

4曲目はこれもファーストアルバムである『ひまつぶし』収録の『抱きしめてアンセム』。
これも4人の再録バージョンなのですが、これもはっきり言って微妙。
考えてみたら、秋本さんの声が7年前と殆ど変わっていないのと、咲良さんと大黒さんの歌唱力が向上して、他のメンバーの歌割りを改めても違和感を感じないから。
坂本さんのラップは言わずもがな。

全体を通して再録作品の部分は、余り変わり映えしない感じがしました。
もう少し今のTEAM SHACHIに合わせたホーンアレンジをするとか、編曲を変えれば良かったのでは無いかと思います。
前の作品だったら、もっとアレンジを変えられたと思うのですが、これはスタッフさんの企画力不足では無いでしょうか。
改めて、TEAM SHACHI凄いなぁと言わせるのであれば、リアレンジして新しい事に挑戦するのが良かった様に思えます。
古くからのタフ民がリアレンジで曲のイメージを壊し、それが元で離れていくのを嫌ったのでしょうか。

例えば、エビ中やばっしょーの様に新人が増えたのであれば、アレンジを殆ど変えずに録音することで、今と昔の聞き比べが出来るでしょう。
実際、エビ中の『Famien'21LP』はその路線で、新人の初々しい歌声を聞かせると言うコンセプトで作られています。

しかし、TEAM SHACHIは元のメンバーで構成されて、ただ人数が減っただけですからね。
それにオリジナルの歌い方をさせたって殆ど驚きは無いでしょう。
そう言う意味では、今回の浅野EPは少し期待外れでした。
歌唱力はももクロと遜色ないのですから、もう少し工夫して欲しかったなぁとスタダDDは思います。

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