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黒歴史破壊 [パソコン]

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昨晩の地震、毎度おなじみ、本の山が崩れました。
つい数日前に南半球でマグニチュード7.7の地震があったので、そろそろこの辺でも起きるかもなぁ、と思い、DVDや本の山を取り敢ず積み直していたので、本の山が完全に崩れることは無く、精々が単行本の山が崩れたくらいで済みましたね。

なので、昨日0時半くらいから本の山を積み直し、今朝は崩れたクリアファイルの山とコンサートのチラシの山を片付けたくらい。
ただ、御陰様で今日の行動が少し遅れたのは否めません。

で、今日は秋葉原にまた出張ってきました。
そもそも日曜に秋葉原に出掛けたのは、買物がメインでは無く断捨離の一環として出掛けた訳です。

以前、ヨドバシカメラのサービスで、1,000円で1箱にジャンク品詰め放題、それを処分して貰えると言うものを使って、クローゼットの中にあったマザボやCPUなどを廃棄しました。
しかし、マザボやCPUはこうした廃品回収に回してもデータが漏れ出る心配はありません。

一方で壊れていても、或いはRAIDだからと言っても、ディスクのデータはやろうと思えば読み出せてしまいます。
去年も、神奈川県だったか横浜市だったかのデータディスクを横流ししたものを復旧させたらデータが読み出せてしまい、情報漏洩に繋がったと言う事件がありましたし、壊れたハードディスクでもデータ復旧ソフトを使えば、無理なものも多かったですが、素人でもデータの復旧は出来ました。

特に、専門家がやろうと思えば、幾らでも復旧できてしまいます。
これをさせないようにするには、方法は3つ。
1つはランダムデータをディスク全体に書き込むこと、1つは強力な磁力線を当ててデータを消去すると言うもの、もう1つは物理的な破壊です。

ただ、これらは素人がするには極めて難易度が高いものになります。

ランダムデータの書き込みが一番素人がやりやすいもので、ディスク関係を扱うソフトを入れれば、その中に消去設定が大抵入っています。
しかし、これは1つ1つのセクターにランダムデータを書き込む上に、完全に読み取れないようにするには複数回しないといけないので時間がかなり掛かります。
また、ディスクに傷があって読み書きできないとランダムデータの書き込みが停止しますから万能ではありません。

強力な磁力線を当てるのは専用の機械が要ります。
大体100万円くらいするのでおいそれとは個人で買えません(苦笑。
強力な磁力線を発すると言えば、電子レンジがありますが、それは目的外使用ですし、恐らく電子レンジが壊れると思います。

物理破壊は、素人がするんだったら六角形の頭を持つネジ回しを買ってきて、それでHDD専用のネジを開け、中のプラッターを取り出してトンカチで割るのが一番手っ取り早いです。
ただ、破片とかが飛び散ると危ないです。
最近の殆どのディスクはガラスですからね。
ネジ回しが無ければ、トンカチで外部から衝撃を与えるという方法もありますが、これは本当に壊れているのかどうかが分かりません。

前振りが長くなりましたが、ディスクを壊すサービスも探せばあるのですが、どこでも大体1台1,000円くらいかかります。
PCコンフルだと無料で行ってくれるそうですが…。

と言う訳で、ここ最近宣伝が増えている秋葉原最終処分場なる場所にある「黒歴史最終処分」なるサービスを利用してきました。
ここは、1台100円で、ハードディスクを物理破壊で壊す装置により、ハードディスクの中身を消去し、ディスクを利用出来なくしてくれます。
壊したハードディスクはスクラップ業者に引き取って貰うらしい。

我が家にはこうしたデータを持つハードディスクが24台ありました。
そのうち、2台は500GBですが、まだデータが読み書きできたので、バックアップ用に利用出来ます。
残り22台、IDE10台にSATA12台は認識しません。
殆どがRAID1で利用していたので、まともにデータが読めるわけが無い。
容量も80GBから2TBまで様々なもの。

これを昨日買ったパソコンデスクの箱に詰めて持っていったのですが、余りの重さに途中で持ち手が抜けて落下しました。
まぁ、そもそもが処分するものだったのでどうでも良いのですが。
後は抱えて秋葉原最終処分場へ。
台数を数え、お金を払って1台1台機械に掛け、ドリルで4箇所に孔を開けます。
1台数秒で終わるので、22台でもそんなに掛からない。
希望すれば、200円で自分でスイッチを操作出来るのですが、ただ押すだけに100円は、自分でやってもしょうがないので店員さんにお任せ。

SamsungのIDE、IBM、東芝、NECのDeskstar、SeagateのSTシリーズまで、バラエティに富んだディスクを機械に掛けていくのですが、SamsungのHDDと言うレアものは機械に入れる向きが分からず戸惑っていましたし、NECは「うわっ」と店員さんが絶句した代物。
DeskstarのOEMなのですが、材料をかなりケチったので、故障が頻発したらしい。
確かに、物理破壊しても他のディスクは4つ穴が開いたくらいでしたが、NECのは中央部から凹んでパリパリになってましたからね。

ついでに、CPUも処分してきました。
爆熱のPentium4だとかAthlon 64 X2、Athlon XP、Core 2 Duoが出て来たもので。
時間があれば、エタノールでグリスを剥がしたりしたのですが、片付けしていたのでそんな暇も無く、一山幾らで引き取って貰いました。
まぁヤフオク!なりメルカリなりに売ればそれなりの金額になったのかも知れませんがね。

それにしても、初代Core i7のCPUを箱があったのに、中にCPUが入っていたので、これは別のものだと思い込み、そのままヨドバシの箱に詰めて送ったのが悔やまれます。
中に入っていたCPUがCore 2 Duoだったと言う最悪の展開だったのが判った日にゃ、アチャーと言う感じでした。
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