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電車の顔図鑑4 [読書]

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今日は流石に会社へ。
ちょっとしたフォローをしているのですが、とあるソフトの導入数と、こちらがしている作業の導入数が余りにも合わなすぎて、どうやって説明したら良いものか悩んでいるところです。
ついでに明日は本格的な雨だから、会社に行くか在宅にするか悩みどころです。

さて、ここ最近通勤の行き帰りに読んでいた本の紹介。
何時ものシリーズですが、『電車の顔図鑑4 ローカル線の鉄道車両』(江口明男著/旅鉄ブックス)。
この人が描く電車の正面図ばかりを並べた本はずっと買っているのですが、今回が4巻目。
ただ、いままでは「電車」でしたが、今回は「電車」と銘打っていながら、電車は殆ど登場せず、殆どが気動車の「顔」です。

ローカル線と言っても、JRのローカル線の鉄道車両もあれば、第三セクターの車両、一部非電化私鉄の車両が取り上げられていて、ローカル電鉄の車両は取り上げられていません。
この辺は次回をお楽しみに、と言う所でしょうか。

こうやって車両の顔を見ていると、JR東日本はハイブリッド気動車など技術的に新しい車両を多く投入しています。
JR東海は、画一的で金太郎飴みたいな車両ばかりで余り趣味的に面白いものはないのかなぁ、と。
JR西日本はその中間と言っても過言ではなく、新快速の電車を基にした気動車や電車を投入してマスプロ化を図りつつ、ローカル線は第三セクターの軽快気動車と同型のものを投入すると言う割り切りを見せています。

JR北海道は最近では完全にJR東日本の膝下に置かれて、趣味的に面白い車両が投入されにくくなったのかなぁと。
JR四国はまだ独自路線を保っていて、JR九州は更に独立性が強い様に思えます。

第三セクターでも新幹線により並行在来線が転換した会社は、ほぼそれぞれのJRに準じた車両が投入されていますが、JR九州の並行在来線である肥薩おれんじ鉄道は、架線は貨物列車用に残していますが、旅客用には電車では無く気動車が投入されていて、この辺は独自路線です。

赤字路線で第三セクター転換した会社は、ほぼ判で押したように富士重工のLE-Car、LE-CarIIと言ったレールバス的な車両が導入され、それが寿命を迎えると、新潟鐵工や新潟トランシスの軽快気動車が導入されている状態。
なので、個性が余り無いために、塗装やら内外装やらで特別列車を仕立てて、何とか競争を勝ち抜こうと涙ぐましい努力をしています。
中には、JRが放出した古い気動車を購入して、レトロを売りにするケースも。

気になったのは、特に九州の第三セクターに多いのですが、こうした特別列車のデザインに、水戸岡鋭治さんが監修しているものが多い事。
確かに、JR九州で成功を収めているので、彼方此方にこの人のデザインした車両が走っているのですが、同じ様な感じの車両ばかりだと、そのうち飽きが来るのでは無いだろうかと、心配になってしまいます。
その分、中身で勝負、なのかも知れませんが。

まぁ、見ていて飽きないのが電車の顔図鑑シリーズです。

旅鉄BOOKS 023 電車の顔図鑑4 ローカル線の鉄道車両

旅鉄BOOKS 023 電車の顔図鑑4 ローカル線の鉄道車両

  • 出版社/メーカー: 天夢人
  • 発売日: 2019/11/19
  • メディア: 単行本



タグ:日記 雑記 読書
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